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僕に光をくれた君  作者: ブラボーくん
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第一話〜つらい記憶〜

僕はジャスパー。

僕にはみんなと違って、雀のような茶色い羽が背中からはえている。

そのことで僕は、いろいろなところで差別を受けてきた。

周りと違うからって、周りからは相手にされなかった。

おかあさんも僕のことを気味悪がった。

生まれてきた僕を見て最初に口から放った言葉は

「こんなこ産まなきゃよかった。」

だった。

僕は何故この言葉を覚えているのかわからなかった。

もう何年も前の話なのに。

一番覚えていたくない記憶。

なのに一番鮮明に覚えてる。

こんなつらい記憶、とっとと頭の中から消し去りたい。

おかあさんは僕のことを化け物扱いして、僕のことを育てようとしなかった。

僕が小学生になった日。

僕のおかあさんは

「これでもう大人だね。」

と言って、どこかへ行ってしまった。

どこへ行ったのかはわからない。

あれからもうすぐ一年が経つ。

僕はもうすぐで二年生になる。

今は春休み。

きっと今年も差別を受けるんだろうな。

みんな僕の相手してくれないんだろうな。

なんで僕はこの世界に生まれてきたんだろう。

こんな悲しい思いをするくらいなら、生まれてきたくなかったな。

僕はそんな事を考えながら眠りについた。

今は夜の八時。

僕はもう眠かった。

明日からはまた学校が始まる。

行きたくないな。

学校なんて。

行ってなにか良いことがあるのか。

僕はそう思っていた。

あの少年と出会うまでは。

二話を三十分後に投稿します。

ぜひ読んでみてください!

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