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ヘビーメタルスライム  作者: アンドレ
はじまりの森編
39/40

金のスライム、銀のスライム

ポヨン ポヨン ポヨン ポヨン


"人見知りで魔女で少女...名前は〜なんだっけ?"

「モカ」だよ。

だそうです。

を、連れて歩くこと歩くこと。

はじまりの森...ってまあ自分で言ってるだけなんだけども、着きましたぁ〜。


旅に出てから何年経ったろうか。

我輩スライムは立派になって帰ってきました!

ってまあ誰もいねーわな。

と、思いきや


ポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンポヨンってスライム大量発生!


いつの間にこんなに!

あの頃はおれしかいなかったのに。


超大量のスライムたちはヘビーメタルスライムを祀り上げ、モカを何かと勘違いしたのか隣に座らせる。


そして旅立つ前にはなかったハズだが、ちっちゃい池から女神様、現る。


「金のスライム、銀のスライム、あなたが落としたのはどっち?」


え?落としてないですけど。

戸惑いながらも答えると、

「あなたは正直者ですね!そんなあなたに金のスライムと銀のスライムを特別に半額でお譲りします。」


いやいやいやいや落としてもねえし、タダでもねえしでいらんわ!って言ったらじゃあ20%OFFで構いませんとか言う始末。

増えとるやんけ!


「もうええから貰っとけや!」

ってなんでキレてんの?こっちがキレたいわボケ!

とまあ喧嘩すること約10分。


周りはすっかり誰もいなくなっていた。

落ち着きを取り戻した両者はとりあえず貰って下さいませんかね?タダでいいですから。

ああなら頂いときます言うて、スライム帰還した。


金と銀はマジで金と銀ででけてる。

うわぁマジか!売ったらいくらになるかな?


突然のプレゼントと共に夜は宴を開催し、立派なスライムと魔女と大量のスライムはしちゃんかちゃんな一晩を過ごすのであった。

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