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ヘビーメタルスライム  作者: アンドレ
アリスの実家編
36/40

アリスとスライム〜すれ違いの純情〜

ポヨン ポヨン ポヨン ポヨン


なんとか追っ手を振り切ったヘビーメタルスライムとアリスの二人。


ここでスライムに変化が。

これは知性を持ってしまったからなのか。


"アリスって...今まで思わなかったけど、カワイイんだなぁ...。"

バレないようにテレパシーは使わず思う。


一方、アリスにも変化があった。


"スライムって巨大化したり、ビーム出したりしなけりゃカワイイのに"


二人はお互いを見つめ合う。

恋するスライム、恋はしてないアリス。


そんな時、スライムは耳を疑う発言を聞いた。


「ア、アタシん家来る?」


スライムにとってまさかの一言である。

もう鼻息(鼻はないけど)フンフン鳴らして、

興奮MAXのスライムは勘違い。


"行きます!行きます!"


もうそれからというもの、スライムの頭の中はあんなムフフやこんなアハーンイヤ~ンでいっぱいに。


"アリスってよく見ると胸も大きいし、スタイルも良いし、顔もカワイイし、最高じゃん!"


ヘビーメタルスライムは更に硬くなった。


カチカチのスライムに対してアタマの上にハテナを浮かべるアリスはまさかのスライムを抱っこする。


スライムは軽量化してここぞとばかりに甘えまくる。


「なに?なんかキモチワルイよ?」


そんな罵詈雑言はスライムには届かない。

こうして二人はアリスの実家を目指すことになった。

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