進化のオンパレードⅡ
ポヨン ポヨン ポヨン ポヨン
ヘビーメタルスライムはアリスと共にサメリカを目指して未だ砂漠を歩いていた。
すると目の前に瓶を発見。
新発明と書かれた瓶には紫色のいかにも体に悪そうな液体が入ってる。
アリスは言った。飲んでみなよと。
ドSか!
なんやかんや一悶着あったが、結局飲まされた。
その直後、脳内がぐるぐるぐるぐる。
久しぶりに進化!
ヘビーメタルスライムはテレパシーを使えるようになったのだ!
これでアリスと脳内直接お喋りができるぞ!
"おいアリス、聞こえっか?"
「え?何コレ?凄い!これで喋れるじゃん!」
"Ah...喋れるって、良いよね"
また少し歩くと、また瓶が。
また飲まされる。
ヘビーメタルスライムはレーダーを獲得した。
半径10kmの範囲を探知できる。
探知できるのは、生き物のみ。
そしてまた歩き出す。
すると今度は見慣れぬ物が。
カンカンという音をたてる液体の入った容器。
赤い牛?みたいなのが描かれてる。
開け方が分からずにいるとアリスが短剣を突き刺してこぼれてくる液体を飲ませた。
なんと今度は翼が生えたではないの!
これで陸海空を制することができるようになった!
そこに空からひとつの光が。
またしてもカミサマ登場。
「それは異界から転移してきた飲み物じゃ。向こうではそれを飲むと翼を授けるらしい。」
"Oh...その通りだ。"
こうしてヘビーメタルスライムは更に強くなった。
アリスはこの状況を面白がって、
その後も落ちてる物を飲ませ食わせようとする。
ドS女剣士とカチカチスライムの旅は続く。




