表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヘビーメタルスライム  作者: アンドレ
砂漠の国「サンズ」編
28/40

砂漠の中心でJOVANTを叫ぶ

ポヨン ポヨン ポヨン ポヨン


行けども行けども砂漠、砂漠、砂漠。

ランチを出てから早3日。

見渡す限り砂しかねえじゃねぇかぁ!


いくらスライムつってもなんか食いたい。

なんか飲みたい。

"おれはヘビーメタルスライムだぞぉ!硬いんだよ!

メタルなんだよ!熱くなって暑いんだよぉ!"


ヘビーメタルスライムの意外な欠点。

それは自身がカチカチのメタルだもんで、

熱を浴びると非常に高温になるもんで、

体温は急上昇。

おまけに汗もかかないもんだから、

暑いのなんのってまあ地獄なワケ。


Oh...三途の川が見える...サンズだけに。


ってそんなこと言ってる場合じゃねえな。

兎に角、水を...パタッ。

とうとうスライムは動けなくなってしまった。

ああ、この状態VIVANTの序盤みたいだなぁ〜。


Oh...序盤もVIVANTみたいだ...JOVANTってか?


ってそんな事も言ってる場合じゃないけど、

もう動けません。

誰か助けてくれぇ〜


薄れいく意識の中、声が聞こえてきた。

「オイ、スライムがいんぞ。」

「おお〜珍しいなぁこんな所にスライムなんて。」


ポヨン ポヨン ポヨン ポヨン


なんだ?ポヨンはおれの専売特許の筈。

おれ以外にもポヨンを使う奴がいるのか?

そんな事を思いながら、目の前がブラックアウトしていった。


続く

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ