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目視観測


「東京と大阪以外の全国の気象台では、目視観測が終了し「快晴」や「薄曇」などの観測項目がなくなってしまいました」


 ラジオのニュース番組で、気象予報士が残念そうに告げる。



 快晴が無くなってしまうわけでもないのに、寂しさと同時に時代の流れを感じつつ、思考はあさっての方向へ。



 自分の気分が天気に反映されてしまうような能力を持っていなくて、よかったと思う。


 ちょっとしたことで、簡単に乱高下する気圧。

 他人の言動で、朝晩の気温差が激しくなったり、前日との気温差が激しくなったり。

 


 予測できない、変わり過ぎる天気。

 夏に雪が降ってしまうかも。

 それこそ快晴が無くなってしまうかも……なんて。


 見上げた空は、雲ひとつない青い空。



────快晴


 2024.04.13.

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