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早めに知った真実



「あなたが十八になった時に、本当のことを伝えるつもりだった」


 そう言って母は頭を下げた。


 たまたま見つけた封筒。

 なんとなく引っかかるものがあって、つい中身を見てしまった。

 人の手紙を見るなんて、してはいけないことだとわかっているはずなのに。


 そこに書かれていたことは、俺がずっと抱いていた違和感の答えを出すものだった。



 やっぱり、俺と母さんとの間に血の繋がりは無かったんだ。



「別に、責めてるわけじゃないから」



 それに、謝るのは勝手に人の手紙を見てしまった俺のほうだ。



「それに、俺にとっての母親は母さんだけだし」





────隠された手紙


 2025.02.02.

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