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いつも見上げている


 海、山、街。

 空は同じはずなのに、違うように見える。

 それがなぜなのか、子供の頃からずっと疑問だった。


 海に投げるのは、心の叫び。

 山で投げるのは、挨拶と喜び。


 空に投げるものは?

 それは、希望だったり、不安だったり。



 川に沿って下って歩いていると、ビルが増え駅に近づいているのだと実感する。

 そして、狭くなっていく。

 視野と、空と……もうひとつ。



 それでもいつも空を見上げている。

 どこかに繋がっているはずだから、と言い聞かせながら。


────大空


 2024.12.21.

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