表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
282/350

契約更新

 貴方と私の関係は契約で結ばれた期間限定の恋人。

 私は多額の報酬が欲しかった。それだけのはずだったのに。



 普段から恋人っぽく振る舞えば違和感がないから。そんな貴方の提案は、私の心を掻き乱していった。


 貴方の仕草や一言一句に胸が痛くなったり、あたたかくなること。

 それが何なのか、私は気付かないふりを続けた。



 どちらかが、恋愛感情を抱いてしまったら、即契約解除。

 少しでも貴方に気があると思われてはいけない。


 眠れない夜もあったし、浴室で泣いたこともあった。

 そんなドラマのような生活も、もうすぐ終わる。



 そう思っていたのに……


「契約内容の変更と期間延長をしてもいいだろうか」



 終わってほしい関係は、まだまだ続く。




────終わらせないで


 2024.11.28.

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ