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一番の楽しみ


「オープン日未定……」

 スマホでスキー場の公式SNSを見ている彼女が肩を落としため息をついている。


「温暖化だからなぁ……」

「ううう……」


 唸る彼女の肩を叩くが、ぺしりと払い除けられてしまった。


「あーあ。私の冬の楽しみが……」

 テーブルに突っ伏して呟く彼女。


「冬の楽しみはスノボだけじゃないだろ」

「……スノボが一番だもん」


 俺の彼女は三度の飯よりスノボが好きなのだ。

 俺はウインタースボーツの類は一切しないので、冬季の休日は自然と別行動になる。


「もういっそ雪山行かずに俺と一緒に炬燵で読書しよーぜ!」


 わざと明るく誘ってみるも、キッと睨まれた。

 八割くらい本気だったのになぁ……




────冬になったら


 2024.11.17.

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