表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/350

ずっと聞きたかったこと


 初めて会ったはずなのに、そんな気がしない。

 自分と似ていると感じるその男性に手を伸ばすが、触れることは出来ない。


 聞きたいことも、知りたいことも、ありすぎる。



 なぜ母さんを置いていったのか。

 本当に母さんを愛していたのか。

 そして、俺のことは……



 いつか会える時が来たら、聞きたかったことが溢れ、頰に伝う。



 何も言わずただ微笑む男性の姿が、薄くなっていく。




 ずっと見守ってくれていたと、思ってもいいのだろうか。



────夢が醒める前に


 2024.03.20.


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ