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君に土下座

 自分で言うのもなんだが、顔がまあまあ良くて、人当たりも良いから、女の子たちとはそれなりに交流していた。

 特定の子と付き合ったりはしなかったけど。


 そんな俺の行動が、君には理解出来なかったみたい。


 いや、だって、男ってのは、女の子に声かけられたら嬉しいイキモノなんだよ。

 付き合ったりはしないけど、それなりに楽しくやれたらいいなーって、そんな軽い気持ちだったんだ。


 でも、それが君を傷つけていた。



 今さら何を言っても信じてもらえないんだろうな。


 それこそ物心つくかつかないかの頃から、ずっと、ずっと君のことが好きだ。

 そのことを、どうしたら信じてくれるだろう。

 本気なのは君だけだって。


「そんなこと信じられるわけない」


 デスヨネー。

 日頃の行いって大事だよな……

 過去の自分をぶん殴ってやりたい。



 なんだかんだで君は俺のそばにいてくれるから、調子に乗ってしまったんだ。


 土下座しても、言葉を積み上げても、きっと足りない。



────本気の恋


  2024.09.12.

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