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雨の中踊る


 その地域でやっているお祭りに参加できるということは、その地域に受け入れられたように感じられて嬉しいものだ。

 たとえ一年後にその地域には居なくても。


 お祭りの起源は、どこの地域も似たようなものだが、お囃子などは地域差があるものなので、それを聞くだけでも楽しい。


 私は祭りが好きだ。


 だから、参加できなくても見に行く。

 それがどんな種類のお祭りでも。



 大通り脇の屋台は昼から営業が始まっており、大通りは交通規制され、子供たちのはしゃぐ声があちらこちらから聞こえてくる。


 気温が体温よりも高くなっていく。

真っ青な空に、もくもくとした雲。見ただけで夏だとわかる空。


 必ず途中で雨が降るというお祭り。


 夕方、大通りを練り歩く踊り蓮がそれぞれのスタート地点に待機し始める頃には、西の空に灰色の雲が迫ってきていた。



────お祭り


 2024.07.28.

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