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ひとことで進む一歩


 本当のことを伝えてしまったら、もう今までの関係ではいられない。

 それはわかっているのに、止められなかった。


 一歩進みたい気持ちと、このままでいたい気持ち。

 どちらもあって、 どちらも選びたかった。

 片方だけしか選べないのに。


 まっすぐに進みたくても進めなかった。

 同じところをぐるぐると回って、立ち止まって、またぐるぐる回る。それの繰り返し。


 だけど、追い込まれて、言わざるを得なくなった。


 さぁ、君はどう出るか……


 君に見えないように、震える手を握りしめる。



────正直


 2024.06.02.

 

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