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峰の向こう側

作者: 外天ハク

私の住む街を見下ろす峰がある


小さい頃からよく峰の向こう側を


想像したり妄想してたりしていた


どんな光景が広がってるのか


山々が連なった大山脈が広がっているのか


はたまた隣県に住む農業を営む親戚の持つ


田園風景が広がっているのか


はたまた、ちゃんと開発されちょっとした


街が広がり人々が生活を送っているのか


いや、湖があるかもしれない


どの予想も該当しない光景が広がっている


可能性すらある


大人になった今、バスと電車を乗り継げば


その答えは、簡単に解明できる


でもあえてそうしないのは、そこに夢を


感じてるからじゃないだろうか


見に行って想像通りだとしても


見に行って予想外な光景が広がっていたとしても


答えが分かってしまったらその瞬間つまらなくなるのは


目に見えている


二度とあの峰を眺めたり見つめる事さえ無くなってしまう


それはそれでツマらない


やはり人は、夢見る生き物なんだと気付かせてくれる


その夢を見たり思い描いたりする事で元気になれるし


希望も持てる


私は、何時までも夢見る大人で有り続けたい。

出掛けた先で前に住んでたや、今住んでる光景と似てる場所があるだけで妙な安心感を覚える経験をよくします。懐古主義なのか何なのかは分かりませんが。

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