表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
965/969

965話 サンチェスチームと孤児達

965話 サンチェスチームと孤児達


グラディスが女の子たちと魔力循環を行っている頃、

フラン、スタンとオーギ、三人が遣ってきます。

サンチェスが皆B級冒険者だと紹介すると男の子達が興奮しました。


自分達も冒険者に成りたい、と言い出したので、訓練はきついと言っても、

やる、頑張ると言って聞きません。

仕方が無いので、フランがみんなの適性を見る事にします。


『お前達、整列!。分かって居ると思うが、ダンジョン攻略はチームで行う、

 それぞれに役割があり、適性も異なるし訓練方法も異なる。

 此れからそれを調べて、振り分ける。全員っ目を瞑れ。』


フランが、一人一人額に手を当て、鑑定している様ですが、

鑑定は手は当てなくても出来るんですよね。子供相手ですから、

お前を見ているんだと言うモーションも必要なんでしょう。


『ン?。面白い。』

フランが何か面白い子を見つけたました。


子供たちが、顔を見合わせます。

『すまん、独り言だ。』

10人の子供達をそれぞれに分けて行きましたが、一人だけの班が有ります。


戦闘3人、防衛2人、斥候2人、魔法使2人、?が1人。

?の子が不安がって居ますが、フランが頭に手を置き、

『心配するな、お前は俺が面倒を見る。』


そう言われて少し安心したようです。

『お前は、ティマーいや、分けようとすればティマーに成るだろうが、人間以外、

 動物は勿論、魔物や妖精、植物でさえ心を通じ合う事ができる様だな』


勿論、フラン独りでこの様な判断を出来るはずも無く、ララが、フランが”ん?“と

思った時に、フランに回線を繋いで、診ていた結果を教えたのです。

『お前の名前は?』


『パンです。先生が教えてくれるんですか?』

『基本的な事は教える事が出来るが、お前の能力を最大限伸ばそうと思うと、

 俺では足りん。ララ様が適当な先生を見つけてくれるだろう。』


パンがさっきはフランが面倒を見ると言ったのに、先生では足りないと言う?

混乱しています。察したフランが

『心配するな、お前も俺と一緒に修練場に行くぞ。』


『っし、修練場と言うと、どこかで修行するのですか?』

『まぁ、当たらずとも遠からじ。と言う所だな?心配するな、此処で三日が

 修練場では一年以成る。まぁとんでもない所では有るな。』


『????。』

パンがますます混乱します。

『俺と一緒に明日の朝に出発だ、と言っても何も用意することは無いがな。』


パンが考えるのを放棄したようです。

『まぁ。黙って先生に付いて行けばよいか。』


フランがララに連絡します。

(『ララ様、此処の孤児たち全員修練場で鍛えて良いですか?』)


(「う~ん、今回参加人数が多いから次回と思ったけど、

  いいゃ、みんなで行こう。」)


賑やかな修練場に成りそうです。


その後、サンチェス達は、孤児たちと賑やかに食事をして、

シスターに明日朝、みんなで修練場に行く事を話すと、また驚かれました。


グラディス達が一旦帰って、明日朝迎えに来ると話すと、

女の子た泊まって欲しいと、せがみます。

仕方なく、グラディスだけが泊まる事に成りました。


サンチェスが、ララさんから今回人数が多いので、

ジャル達にも手伝ってほしい旨聞いた時に、

フィンとナンシェも連れて行きたいと頼んだ所、


孤児たちと同じ、眷属仮契約で連れていく事で了解をもらえて居ます。

ララさん、サンチェスにうまくしてやられたかと思いましたが、


フィンとナンシェは年齢が幼いという理由で眷属契約を保留としていますが、

の修練場での様子を見ながら、眷属契約しても良いかと思って居ます。

サンチェスには内緒。


次話:門前修練所出発待機所

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ