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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
95/970

カポネ

カポネ------------------


鳥なら、やはり、カラスでしょうね、頭が良くて、結構強くて、集団行動も可能。

中でも魔力の高い個体をさがしましょう。屋根の上に〔テレポート〕。


魔力探査、〔ピチョーン〕!カラスの魔力を探します。

これですね。検索する魔力をを絞り込んで〔ピチョーン〕。


この辺には適当なのが居ませんね。林の方を探すと。

ああ、この個体が魔力が高いですね。

でも周りにカラスの反応がいっぱいあります。親分ですか?。


魔眼でおさえて言う事を聞かせるのが手っ取り早いです。

位置は、あそこですね。


目視で確認して、〔テレポート〕〔魔眼〕。

「部下を連れず、一人であそこの屋敷の屋根に来なさい。」

〔テレポート〕屋根の上に戻りました。


「これでゆうっくりと話ができるね。」カラスが一羽飛んできます。


私の前に止まると、頭を下げます。さっさと眷属化しましょう。


「我が名はルビ・ヴラド、友情の証として名を授ける、

 汝の名はカポネ。今後カポネと名乗るが良い」

「友情の証として汝カポネを使い魔とし、わが権能の一部を与える。」


「さぁ、了承して。」

『我が名はカポネ。ご主人様に生涯の忠誠を誓う。』


光りました。黒光り、では有りません。本当に輝く光に包まれ、

その光は、体の中心、心臓のあたりに渦を巻いて吸込まれていきます。

少し体が大きく成りました?カラスとしてはかなり大柄ですね。


ビックリして、羽を広げて、体を見回してます。

「カポネ、あんた子分は何羽いるの?」

『100羽程でございます、姉さん』


「今、子分を従えているのは、貴方の力出すか?」

『へい、強い者は弱い者の面倒を見る事、敵はみんなで追い払う、

 狩りはみんなで行う。部隊を三つ作って対応してます。』


すごいですね、これに攻撃魔法のライトアローでも覚えさせたら

急襲飛行隊が出来ますね。

「では、まず最初に、お前を最強のカラス、魔法を使える様にします。」


「向こうに三本の木が並んでいるでしょう、あそこに行きます。先に行ってます。

〔テレポート〕」おっ、飛び立ってこっちに向って来ますね。


私の前に着地。

「そこの木をを的にしましょう。」

「みてて、〔ライトアロー〕」


光の矢が指先から出て、10m程先の腕位の太さの木の幹に吸い込まれました。

近寄って見ると小指の先ほどの小さな丸い穴が空いてます。貫通です。

「攻撃魔法だから、当たり所が悪ければ死にますね。」


カポネが驚いています。

「カポネの魔力がどれくらいあるか、判らないから、

 どれ位の威力が出るか判らないけどね。」


「取りあえずやってみようか、口がいいかも、

 口の大きさで威力が合わるんじゃないかな」


「カポネ、首の所に触れるわよ、光の矢をイメージして〔ライトアロー〕

 カッ!」出ました、小さな光が木に吸い込まれました。


近寄ってみてみると、鉛筆位の穴が空いてます。

「いいわ、そんな感じ、今度は一人で出してみて。」

『〔ライトアロー〕、カ!』


同じ様な光が出て、木に穴をあけた様です。

見てみると、小指の先程の穴が空いている様です。


「初めてでこれはすごいわね、練習すれば、狩につかえね。」

「これは光の魔法だから、魔物や闇関係には威力がでるよ。」


「ただし、カポネ、お前は力を得た、しかしこの力を、

 仲間を守る為や飢えた仲間の為に狩りをする時以外は使ってはいけません。」


「自分の力を誇示する為や、いたずらに人、動物に危害を加えた場合は。

 私が与えた能力の全てを失います。その様な事の無い様に、気を付けなさい。」


「もう一つ、2m四方、8㎥のマジックBOXを貸しましょう。」

「マジックBOXカポネの使い方、いい?首に触れるわよ、

 マジックBOXカポネOPENって私と声をそろえて行ってね。


行くよ1.2の3「『マジックBOXカポネOPEN』」

今度は、マジックBOXカポネCLOSEよ、

はい、1.2の3「『マジックBOXカポネCLOSE』」


「これで出来たはず。やってみて、」

『マジックBOXカポネOPEN』

「入り口が見えるでしょ、マジックBOXカポネCLOSEっていえば閉じるわ」


『マジックBOXカポネOPEN』この中に、狩りをした時の獲物が入るわ。」

「このマジックBOXの中に入った物は腐らないから何年でもおいしいまま。

ただし、生きた物は入らない。」


「だすときは出したい物を想い浮かべて足を入れれば取り出せるわ」

「これで、みんなを養うのに便利に成るでしょう。」


次話:三羽ガラス

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., あとがき ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


「」の形により、誰が発した言葉なのかをある程度特定出来る様にしました。

下記をご参考にしてください。


-------------------記------------------------


「」  :ルビ・ヴラド(ララ)

《》  :AIマスター

『』  :眷属/身内/アンドロイド

<>  :人

()  :心の声/念話・

〖〗 :人外/妖精/神

【】  :魔物/悪魔

〔〕  :魔法発動呪文

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