945話 孤児院でお昼
945話 孤児院でお昼
「もう、お昼過ぎてるね。ちょっと孤児院でお話聞いてこようか。」
独り言を言うと孤児院に向います。
「そう言えば子供達、何人位居るんだろ?」
等と言いながら歩いていると、孤児院が見えて来ます。
入り口に近く成って来ると、何人かの子供たちが飛び出して来ます。
『『『ララ様ぁ、』』』
小さな子が飛び付いて来ます。ポウよりも小さいですね。
そう言えば子供たちが身ぎれいに成っています。
オーフィとチルが子供達に着替えを出しましたね。
「みんな可愛く成ったね。」
少し大きい女の子が
『うんとね、チルがくれたの~。』
騒ぎに気が付き、シスターが出て来ます。
『ララ様、何から何まで、本当に有難うございます。』
ララさん、あんまりかしこまってお礼を言われたので、
お尻がこそばゆく成った様です、お礼の言葉が続きそうに成ったので、
遮るように、
「シスター、これからノスティンとボテの街に行ってみましょう。」
シスターがびっくりして、
『ララ様、二つの街を回ると数か月かかります。
流石にそんなに長い間は・・・。』
「大丈夫、そんなにかからないよ。」
ララさん説明していると時間が掛かると思い、一緒に部屋玉に入り、
キリにシスターの接待を任せて、ノスティンの街に飛びます。
次話:ノスティンの教会




