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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
931/969

931話 合同結婚式当日の朝

931話 合同結婚式当日の朝


ララにサンサから念話が届きます。


(『ララ様、申し訳ありません、男どもが、独身最後の夜だとか言って、

  昨晩へべれけに成るまで飲んで、二日酔いで使い物成らなくて

  困っています。何とか成らないでしょうか?』)


「呆れた、またやってるの」

そう言うと、店の二階に飛びます。

〔テレポート〕


サンサとダリンの兄弟、男どもが転がっています。

〔キュア〕

「さぁ、起きた起きた、今日は忙しいんだから、てま掛けないで。」


ララに怒られるものと、首をすくめていた男連中、ララに何も言われないので、

肩透かしを食らったようにきょとんとしています。

ララさん、何回言っても直らないなら、言うだけ無駄と、匙を投げましたね。


ダリンが、頭を掻きながら、

『そうは言っててもよ、俺達に手伝う事なんて無いぞ、下手に手を出せば、

 女どもに怒られらぁ。』


他の男たちも頷いています。色々と経験している様ですね。

「それでもあんたら、手伝うこと無いか?と聞くことくらいできるよね。」


ララのイラつきが解ったのか、ダリンも、

『ああ、分かった、』

そう言うとそそくさと、いなくなります。


それを見ていた兄弟達もララのイラ付きがこちらに向っては適わないと、

早々に立ち去ります。


「全く、何考えてんだか。」

ララさん、相変わらずの男たちの後ろから、文句を言っています。


ふっと、ララが何か思い出したようです。

「そう言えば、この街に教会は無いの?」

逃げ出そうとしていたパットに聞きます。


次話:ペンタの街の教会

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 魔法、魔道具、魔物、登場者の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


キュア:毒(蜂毒)や病気(風邪)など軽度の状態異常を解消する。

    二日酔いなら完全回復。

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