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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
927/969

927話 合同結婚式のお願い

927話 合同結婚式のお願い

 

「明日って、準備は?」

『大丈夫ですが、ララ様、飲み物と料理が少し足りないかもしれません。』

「はい、はい、仕入れておきます。料理は、周りの食堂にも声をかけてね。」


『はい、この街にも御金を落す様に致します。』

流石サンサです。良く分かって居ます。


「サンサ、次の修練場へ行くメンバーだけど、

 ダリンの所も含めて、子供達を連れて行きたいんだ、

 サンサが母親代わりに面倒を見てもらえるかな?」


サンサが驚いた様に、

『それは、あの子達も戦力にすると言う事ですか?』

「いやいや、早く一人前にして、お店も手伝えるようにね。」


サンサが、少し考えて、

「お店の人員はペンタの店もオクタの店も、うちらの兄妹で賄えます。

 もしかして、大きい兄弟を抜くので、その補充と言う事?」


流石サンサ、聡いです。

「うん、ご主人、子爵様が騎士団を作ると言う事で、冒険者クランの

 ウォルト達が丸ごと抜かれたんだ、その補充をしなければ成らないんだ。」


『ララ様、冒険者稼業は魔物との命のやり取りです。

 出来れば兄弟達には安全な仕事をさせたいのですが、』


「勿論、共生はしないし、素質も含めて選別するよ、

 希望者は修練場で鍛えてもらうし、希望すれば、眷属にもする。

 最期はサンチェスに付けて修行させるけど、適性が無ければ戻すよ。」


「行動はチームで行うし、冒険者クラスで言えば、

 最低でもBクラスの実力が無ければ、ダンジョンには入れないよ。」


『分りました、このまま、店員と言ってもきっと勝手に飛び出して、

 ダンジョンに潜る奴もいると思いますので、

 かえってララ様に来てもらえるならばよいと思います。』


『ララ様の声掛けで、選別します?』

「いや、最初は結婚式の後に希望者を募るよ、

 次に素質の有りそうな者には声を掛ける様にするよ。」


「そうだ、オクタの街の皆も参加してもらうように、声掛けして、

 送迎は、これ預けるから、この中に入れて運べば、良いよ。」

そう言って、精製魔石のルームを渡します。


サンサがそれを見ながら少し考えて、

『ララ様、修練場に行く者達、子供達も含めて、眷属に成ると思うのですが、

 今回結婚する6人も眷属にしてもらえないでしょうか。』


次話:サンサとダリンの家族が皆、眷属に

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 登場者の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,  前書き


ダリンの兄のパットのスキル:経理

サンサの姉のクロワのスキル:経理


サンサの兄のマッケンのスキル:調理

ダリンの姉のピティのスキル:料理


サンサの兄のコランのスキル:接客

ダリンの姉のベルのスキル:編み物


☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 魔道具の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,  後書き


精製魔石のルーム

 精製魔石の中に造った一遍10m程の部屋。

 椅子とテーブルだけで特に装飾は無い。

 眷属以外の者達も運べる。

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