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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
926/968

926話 ペンタの街

926話 ペンタの街


「サンサから念話なんて、何か有ったのかな?、行ってみましょうか。」

独り言を言うとペンタの街の上空に飛びます。

〔テレポート〕


上空でサンサの気配を探ると、古着屋に居ますね。店の前に移動すると、

「出来たね、木造三階建て、クーヘンの森の木材使ったから頑丈だよね。

 中は1.2階が店舗、三階が住居だね。」


一階を見渡して、

「トイレが無いね、でもこっちの世界じゃぁ店にトイレがある方が珍しいのか、

 う~ん、万引き防止に警備を厚くして、女子用のトイレだけでも付けようか?」


等と考えながら、店のレイアウトを確認していると、

ドタドタ階段を下りる音がして、

『ララ様~~~!!』


エスメとラルダが飛び付いて来ます。遅れて狼のワイマ。

とっさに強化魔法をかけて、二人と一匹を受け止めます。


団子に成った所を、サンサが、『こら』と言って引きはがしてくれました。

『ララ様、お忙しい所、申し訳ありません。』

「ううん、良いけど、如何したの?此処なら、開店準備初めても・・・?」


サンサが言いにくそうです。後ろでサンサとダリンの兄弟、

男女3組がもじもじしています。

その周りの兄弟たちは、嬉しそうに、何かを期待していますね。


これは分りやすですね。

「結婚式かい?」


『『・・・『WA!!---!!!』・・・』』

そう言うと、見ていた兄弟達が爆発します。


「じゃあ、誰と誰が一緒になりたいの、教えて?」

サンサが、目で合図をすると、まず二人が前に出ます。


『ダリンの兄のパットです。』

『サンサの姉のクロワです。』

『『経理の話し合いをしていて、意気投合しました。結婚を認めて下さい。』』


『サンサの兄のマッケンです。』

『ダリンの姉のピティです。』

『『二人で料理をしていて、意気投合しました。結婚を認めて下さい。』』


『サンサの兄のコランです。』

『ダリンの姉のベルです。』

『『二人で話をしていて、意気投合しました。結婚を認めて下さい。』』


「まって、まって、勘違いしないで、が許可するとかしないとか、

 そんな権限私に無いよ。それを言うなら、ご両親に聞いとくれよ。」


パットが前に出て。

『はい、聞きました。ララ様の許可が有れば良いと言われました。』

「うわぁ、ご両親も勘違いしてるねぇ」


そうは言っても此処は自分が許可すると言わなければ収まらないと思い。

「二人がお互いと結ばれたいと思うなら、私に反対する理由は無いよ。

 二人の、嫌、全員の結婚を認めます。」


『『・・・『わーーー!!---!!!』・・・』』

『みんな、結婚式遣るよーーー!!!』

誰かがそう言うと、蜘蛛の子を散らすように、みんな飛んで行きます。


ララはサンサの所に寄って、

「サンサ、これから、結婚には私の許可が必要とかに成ったら、やだよ。」


サンサがニコニコしながら、

『はい、はい、わかっております。』

これ絶対分かってないよね。


『ララ様、明日合同で結婚式を上げたいと思いますので、

 よろしくお願い致します。』


「やっぱり、そうなりますか。」


次話:合同結婚式のお願い

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 登場者の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,

カップル誕生

『ダリンの兄のパットです。』

『サンサの姉のクロワです。』

『『経理の話し合いをしていて、意気投合しました。結婚を認めて下さい。』』


『サンサの兄のマッケンです。』

『ダリンの姉のピティです。』

『『二人で料理をしていて、意気投合しました。結婚を認めて下さい。』』


『サンサの兄のコランです。』

『ダリンの姉のベルです。』

『『二人で話をしていて、意気投合しました。結婚を認めて下さい。』』


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