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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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925話 オト様に連絡

925話 オト様に連絡


里の屋敷に戻ってみると、宴会も終り、綺麗に片付いています。

「全員、自宅、巣に戻りましたね。」


「そう言えば、頑張った食堂や厨房の者達、どうなったかしら?」

そう言うと、ララ屋敷の食堂に行ってみる事にします。


食堂を覗くと、イスを並べて、寝ている物、テーブルに突っ伏している者、

死屍累々です。

「ヒール」


屋敷全体を覆うようにヒールを掛けると、皆もそもそと起き上がり、

ため息を付きます。料理長が

『ララ様、有難うございます。』


「今回は二日に渡って宴会が続いたから、いつも以上に大変だったね。

 次回からは一日で終わるようにするから、ごめんね。」


『ララ様、次は何時でしょう?』

「よ・・・・・。いや、二週間後に成ると思う。」

修練明け四日後、と言いそうになったのを、吞み込みます。


(四日後にまた、宴会準備じゃあ、可哀そうだよね。そうだよ、何も武闘会を

 修練明けに毎回やらなくてもいいじゃない。ねぇ。)


「よし、武闘会は修練三回に一回で良いね。宴会は一日。

 二日にまたがってはやらない。それで十分でしょ。」

ララさん、決めた様です。


「そうだ、オト様に連絡しなきゃ。」

そう言ってオト様に念話を送ります。


(「オト様、ララです。次回の修練で、

  妊婦さんや赤ちゃん、子供達、沢山連れて行きます。」)


(〚ああ、ララね。大丈夫よ、キリから連絡が入って、

  神界がちょっとお祭り騒ぎになって居るわ。〛)


(「有難うございます。トレーナーのお手配、宜しくお願い致します。」)

(〚大丈夫よ、キリが建物も準備してあるしね。神達も、子供が大好きだから、

  トレーナーと言うより、保育園の先生選びに大騒ぎだわ。〛)


(「騒がしくて申訳有りませんが、宜しくお願い致します。」)


ペンタの街、サンサから念話が入ります。

(『ララ様、お忙しい所、申し訳ありません、

  ちょっと此方に来ていただけないでしょうか』)


次話:ペンタの街

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 魔法の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


ヒール:生活の中で起きる経度の傷、疲労などを回復できる。

    ララのヒールは軽度の身体異常(風邪等)も回復する。


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