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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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924話 アマンの眷属

924話 アマンの眷属


「アマン、貴方、城はだいぶ出来て来たけど、貴方を補助する部下は、

 居るの?執事とか、参謀とか、メイドなんかも必要よね。」


『そうですね、当初は私が生み出した者達で補おうと思ったのですが、

 ラグジュ殿にそれだけではイエスマンだけに成るから駄目だと言われまして、

 今、ラグジュ殿に相談している所でございます。』


「と言う事は、何処から?魔国から連れて来る?」

ララがラグジュの方を見ると、


『はい魔国に行けば冷や飯を食わされております知り合いが存命です。

 声を掛ければ、喜んでくれると思って居ます。』


「ラグジュ、この前、貴方に眷属を作る権限を分け与えたけど、

 枠は残って居る?」

『はい、まだ一名眷属に出来ます。』


ララがちょっと考えて、

「じゃあ、もう一名分の枠を、権限を与えるね。それからアマン、貴方には

 新たに3名の眷属が出来る権能を与えます。」


アマンが驚いた様に、

『ラ、ララ様、それはララ様の眷属と言う事でしょうか?』


「うん、それはアマンの眷属では有るけど、私の眷属でも有るよ。

 つまり、貴方達は私の子供、アマンが作る眷属は私の孫、見たいかな。

 一家一族の繋がりだけど、アマンとのつながりが一番強いね。」


そう言うと、アマンとラグジュに向って右手を差し出し、

「アマン、ラグジュ、お前達に一家を作る権能を与える、」

そう言うと、二人に向って自分の魔力を分け与えます。


二人にララの魔力が吸い込まれると、膝を付き、

『『たとえ時と場所が違えども、永遠とわの忠誠をララ様に捧げます。』』


生まれ変わっても、次元が異なろうとも、

永遠にララのしもべである、と言う事ですね。


「まぁ、連れて来た者が信用を置けるなら、私の眷属にしても良いから、

 やってみて頂戴。」


ララのスカートをちょんちょんと引っ張る物が居ます。

ララが下を見ると、レミが物欲しそうな顔をしています。


「何?あんたも眷属を作る権能が欲しいって?」

レミが首をブンブン縦に振ります。


「あんたねぇ、」

ララさん、此処で完全拒否するのは今後の為にも良くないと判断します。


「そうだね、あんたが妖精に進化して、部下を統率して、

 私に有能である事を示したら考えるよ。」


レミさん、ガーンのポーズから、両手を地面に付けて絶望のポーズ、

慣れた動作を行います。


それを見たララさん、面倒臭く成って来た様です。

「レミ、取りあえずアマンを師匠として、頑張って見なさい。

 話はそれからです。」


「アマン、こいつにダンジョンに落とす落とし穴を教える時に、

 武器で有る事、いたずらには使えない事を、多少痛い目に合わせても

 かまわないから徹底的に教えて頂戴。」


『かしこまりました、しかし、ララ様、その様な事は教えなくても・・・。』

「こいつは考え無しに遣りかねないから、注意して頂戴。」


アマンは、まさかそんな事と思いましたが、ララの言う事ですから、

『承知致しました。注意致します。』


「じゃあ、アマン、ラグジュ、後は頼んだよ。」

そう言うと頭を垂れる二人と一匹を残して

〔テレポート〕


次話:オト様に連絡

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 権能の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


一家を作る権能:ララから与えられた眷属を作る権能(924話)

   人数の制限はあるが、自分の眷属を作れる。

   「アマンの眷属では有るけど、私の眷属でも有るよ。

   つまり、貴方達は私の子供、アマンが作る眷属は私の孫、

   見たいかな。一家一族の繋がりだけど、

   アマンとのつながりが一番強いね。」

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