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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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922話 レミ、落とし穴の活用

922話 レミ、落とし穴の活用


「所でお前、最近力を付けている様だけど、何で?、

 だれかに指導してもらっているの?」


レミが驚いた様な表情、続いてもじもじとすると、ララに近づき、

耳打ちしました。


「ん?マレオとルージイに魔力アップの指導を受けている?

 力を付けたかったけど、筋肉が無いのに鍛えようがないと言われ、

 魔力を上げれば身体強化が使えるかもしれないと言われて頑張った?」


「ふ~ん、身体強化って、筋肉が無くても効くんだ、へぇ~~。

 お蔭で強くなって、レミーズみんなを相手にしても負けない、

 リーダーとしての威厳が保たれたねぇ。まぁ、良いか。」


「レミ、此れからお前が目指すのは、眷属の中での一番じゃあ無いよ」

レミが驚いた様にララを見上げます。


「武闘会はお遊び、本質は実戦に有るんだよ。」

レミが驚いた様に、一歩下がって、背筋を伸ばし、後ろに反り返って、

驚きのポーズです。


相変わらずです。今度こいつらに漫才教えよう、良いかも。


「今は、競技場外に飛ばす事で、勝敗付けていますが、

 飛ばす先が、魔物や死体を吸収するダンジョンの胃袋、だったら、

 立派な戦力だよね。」


レミが上目遣いで考える仕草をしてから、ポンと手を打つ動作。

(良いんですけど、相変わらずの漫才アクションですよね。)


「それには、もっと魔力を増やす事と、闇魔法の専門家に師事しないと

 いけないから、あんた、アマンの所に行って修行しておいで。」


ララがそう言うと、両手を前に出して、振りながら、いやいやのポーズ。

「何で嫌なのよ。」

ララがちょっと怒りっぽく言うと。


「ん?お化け、骸骨怖い・嫌い?」

「何言ってるの、アマンは気の良いおじいちゃんだよ。それに、」

 最上級の魔法使い、リッチキング。二つのダンジョンのマスターだよ。


「あんただって、グルーミーに成ればいいじゃん。

 ん?あいつはお化けじゃない?。悪魔の如き人食い熊だって?

 あんなのに成る位なら、骸骨で良い?」


「あんた、骨無いじゃん。」

それを聞いたレミ、手をじっと見て、からララに膝擦りで、寄って行きます。

これはおねだりのポーズと見破ったララ、後ろに下がって、


「あんたに、骨なんか・・・・・。

 そうだ、骨や、装甲も付けて、改造してみようか。」

そう言うとレミがビクッと立ち上がって、テレポートで逃げ様としますが。


逃がさじとララが首根っこを押さえると、

だらりと脱力、ずぶ濡れ縫い包みのポーズ。


「あんた、ずいぶん重く成ったね。太ったんじゃない?」

レミがに掴まれたまま、ララを見ますが、これ、怒って居ますね。

〔電気ショック〕


「うおっと、ララが手を離すと、」

〔テレポート〕

レミが逃げます。


「馬鹿だねあいつ、此処は修練場だから、

 テレポートで外界に行けるのは私だけだよ。」

案の定、弾かれて、目を回してひっくり返りました。


ララはレミの首根っこ掴んで、アマンの所へ。

「アマン何処かな?今は半分位出来た自分の城に居ますね」

〔テレポート〕


次話:レミ、アマンに師事する。

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 魔法の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


〔電気ショック〕:初級電気魔法。

       軽度の感電衝撃、麻痺効果がある。


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