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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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ルビの朝

ルビの朝--------------


翌朝は6時頃にルビちゃんの部屋で待機です。

7時にメイドのルウとユリが来ました。

パジャマを見て驚いていますが、何も言いません。


下着も髪の毛も昨晩お風呂に入って居ないはずなのに、汚れてません。

こっちを見たいのに見ない、と言うのが伝わってきます。


二人で、歯磨き、温かいタオルで顔を拭きます。

今日の洋服はティアードチュニックとレギンスで活動的です。

次は、一人は別途ベットメイキング、もう一人は髪を結います。


さあ出来ました。この間20分ですか。念話でルルに伝得えます。

(「ルル、私はルビちゃんの方に行くから、

 貴方はもう一人のメイドの後を付いて行って。」)


階段を下りて食堂の方に行くようです。

何か二階、ルルのいった方で大きな音がしています。予想は付きますが.....。


念話で聞いてみます。(「ルル大丈夫?」)

『私は大丈夫だけどねぇ』と言うご返事、


念話で送って来た記憶再生を見てみると。

ルルが付いて行ったメイドは左へ曲がった所で陰に隠れたつもり。


ルルは、スカートの端が見えているので、きっと何かしかけて来ると思って、

廊下の中央を余裕で歩いて、角を曲がる時にスピードUP。


メイドは蹴りを入れるつもりが外れて、大きく足を上げて転倒、

そばのバケツにぶつかって、大きな音を立てたと言う訳ね。

水が入って無くて良かったですねぇ。


メイドは腰をしたたか打ち、少しの間動けなかった様ですが、

何とか立ち上がり、シーツを持ってリネン室に向った様です。

着替えの場所が判らないのでもう少し様子を見てもらう事にしました。


お食事は、ルビちゃんを椅子に座らせ、他のメイドと同じ様に立って控えます。

隣に立ったメイドが小声で話しかけてきます。

『昨夜、ルビ様、お風呂に入らなかったわね。』


「はい、誰も呼びに来なかったので、判らなかったのです。

 お風呂は、寝る前に生活魔法のクリーンで綺麗にして差し上げたので、

 問題無いかと思います。」


「でも、寝間着が判らなかったのは困りました。

 急いで新しい物をとりよせ、着てもらいました。これ、内緒ですよ。」

 女の子は内緒が大好きです。


『取り寄せたって、何処・・・・』

ご主人様が入って来たのでお話中止です。

これで、お茶にでも誘ってくれると、色々話が聞けて、嬉しいのですが。


今朝のご飯はスープとお肉と野菜のサンドイッチです。

お肉はベーコンでしょうか。


ご飯が終わると、何処に行くのでしょうか。

奥様の所に行くようです。付いて行きましょう。


次話:奥様

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