表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
910/965

910話 ララの戦力増加作戦

ララの戦力増加作戦


Cパパから念話を受けたララさん、飲んでいたジュースを吹き出します。

「ぶ~!。げほげほ。何と言う事をっ!チュー子C可哀そう。

 Cパパ、チュー子Cと修練場に行くまで、一緒に居て、仕事禁止ね。


 いや、まって・・・。ちゅー子Cは修練場にも連れて行く。

 そのほかにも、ネズミ、鴉、狼達の子供とお母さん。

 妊娠中の子も、可能性の有る子も、既婚、未婚に拘らず連れて行きます。


 妊娠していない時は、子供や妊婦のお世話をさせるから、

 未婚の子はお手伝い要員で募集、無駄には成らないわ。


 そうすれば魔国の人員不足も解消できるはず。

 狼やネズミ達は成長が早いから、三日後には、立派な兵隊が沢山出来るよ。」


『ララ様、それは乳飲み子と言う事でしょうか?』

Cパパから念話が入ります。

「いいや、幼くて戦力になって居ない者達、お母さんも一緒ね。皆鍛えるよー。」


ララさん早速雌限定眷属通信で鼠、鴉、狼達に連絡します。最期に

「参加連絡はキリねぇに御願いね。集合は三日後の夕方。門前のお屋敷。

 子供の輸送にお手伝いが必要な子は教えてね。」


ざわりとメスたちの思念が揺らぎます。

此れから三日間、お父さんはお勤めが大変な事に成りそうです。


キリねぇから慌てて連絡が入ります。

『また勝手な事して、どうするの!?。』


「難しく考えないでいいよ、名前と、お手伝い必要の有無を聞くだけ。

 後は、オト様に施設は私が作ると言って置いてね。」


『それだけじゃ無いでしょ、門前のお屋敷はどうするの、全員泊まれるの?』

「そうだね、そっちは私が何とかするよ。」


ララさん、建物を建てるのに材料が不足している事に気が付きました。

(「AIマスター、二階建ての鼠、狼、鴉が暮らせる産院が付属した住居、

 建物を修練場に作りたいんだけど、材料揃えてもらえる?」)


(「あっ、猫も居た。ルルを忘れちゃ駄目だよね。それから。

  門前のお屋敷そばにも、妊婦さんと子供が泊まれる建物を作るから、

  こっちの材料もね。」)


(《産院には看護婦や助産婦も必要ですか?》)

(「そうだね、種族別にお願い。」)

(《承知致しました。ただ、木材が足りません。調達お願いします。》)


(「わかった。」)

「そう言えば暫く木材は取りに行っていないね。」

そう言うとテレポートで消えます。クーヘンの森にでも行ったのしょうか。


次話:ちゅー子DAの出会い

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ