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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
887/968

887話 第二回ララ様眷属武闘会

第二回ララ様眷属武闘会


『8時にゃー!ララ起きるにゃー!!』

何時の間にか、タマが帰って来ていた様です。


「ウェ~~、たまなのぉ?キリねぇじゃないのぉ?」

『うにゃ~~、にゃにぉ~~、何であちしじゃ駄目にゃ~~!!!』


タマが怒って毛布をかぶったララの上で

3倍位の大きさに成って飛び跳ねています。


「ぐえ、ごべ、ベヒ。やみれ~~」

『タマ、その辺で許してあげなさい。』

キリが呆れて、タマを止めます。


タマが、ララの上からどけると、毛布をどけたララが

「タマ、あんた太ったでしょ。」

『ウギャ――。』


怒り狂ったタマがララに飛び掛かりますが、

ララが作った影魔法のホールにトプンと落とされます。


出口は闘技場、飛び出たタマは、

「やられた、悔しいけど、負けにゃ。」

そう言うと、選手控室に向います。


一方ララは、キリ姉ぇに身支度を手伝ってもらい、

闘技場に向いました。


--9:00------


『やろーどもーー!!起きやがれーー!!

 飲み過ぎたとは言わせねーぞーー!!

 ララ様眷属武闘会の始まりだーー!!』


『ほらほら、おらおら、起きやがれーー

 領主様ご一家をお迎えするぞーー!!

 ヴラド子爵様ご一家ご入場!!』あ


全員が立ち上がり、拍手でお迎えします。

領主さまを先頭に、奥様、ルビちゃん・・・・


『ぬわぁ~~~!!、ルビ様は熊にまたがってご入場だぁーー!

 こ、これはウォーアクスを持てば

 神話の豪傑の幼少期と同じではないかぁ~~!』


ルチアの絶叫が収まる前に、会場が大歓声に包まれます。

ハナンは恥ずかしそうに下を向いていますが、

ルビちゃんは両手を振って歓声に答えて居ます。


幼児性なのでしょうか、ルビちゃんはレミに近い所が有る様です。

さて、ご領主様のご挨拶も終わり、ララさんの開会宣言です。


「第二回眷属武闘会を開始する。者共、鍛えた技を競え合え!」

『『・・・『ウオーーー!!』・・・』』

大歓声をかき消すようにルチアのオープニングセレモニーの開始宣言。


次話:レミー出番だよ~~~!

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