表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
885/968

885話 大宴会準備

大宴会準備


厨房のドアを開けると、料理長のが頭を抱えています。ララを見た料理長が

『ララ様、宴会で何をお出ししましょう・・・。』

「ランダル、深く考えちゃ駄目、こういう時は、肉、油!」


「ベヒモスとファイヤードラゴンのお肉なら沢山あるから

 唐揚げ串焼き、カツレツ、ソーセージ焼きにハンバーグ。

 カレーも作ちゃおうか、ナンでも用意すれば最高だね。」


『ララ様、この前の時に言われたんですが、サラダを沢山食べたいそうです。』

「贅沢な奴だね、良いよ、門前の屋敷の厨房の連中に沢山作ってもうから。

 ついでにカレーとナンも向こうで作ってもらおうかな。」


ランダルが少し元気に成ります。

『では、此処で作るのは、唐揚げ串焼き、カツレツ、

 ソーセージ焼きにハンバーグ。という所でしょうか?』


「そうだね、でも、ハンバーグは止めて、ジャーケバブにしよう。」

『はい、承知致しました、門前の屋敷の厨房から此方への運搬は、

 こちらで行って良いんでしょうか?、』


「うーんと、会場設定も有るから、AIマスターに連絡して、

 アンドロイド2~3人寄こしてもらって。」


『料理の運搬は、都合して頂いた人員で賄って宜しいのでしょうか?』

「そうだね、マジックバック持って居るはずだから、

 それで遣って頂戴。」


『会場設定と言う事は、何処でやるかは決まって居ますか?』

「それは、これから、ルチアに相談に行くよ。」


『承知致しました。会場設営はご連絡頂いてからと成りますので

 それまで、料理を手伝ってもらいます。』

「良いよ、その辺の運用は任せるよ。じゃぁ、これね。」


そう言うと、”ドン”とベヒモスやファイヤードラゴンの肉を

テーブルに置いて、〔テレポート〕

門前の屋敷の厨房に飛びます。


「料理長~~!」

料理長が、トックブランシュ(シェフ帽子)前にずらし、目元を隠して、

ララの前に出ます。


「何それ、まぁ、念話で聞いてるわね。嫌なの?」

『ララ様、手も材料も足りません。』


「そう、嫌なのね。じゃあ、王都の分邸から何人か呼んで頂戴。

 材料は、此処に出して置くわね。」

そう言って、グリフォンやベヒモス等、色んな肉をドカンと出しました。


「サラダは何とかなるわね。」

そう言うと〔テレポート〕飛んで行きました。


『それにしたって、カレーにジャーケバブのサラダですか、ああ、ナンも。

 明日昼までにですよ、間に合うかなぁ。この体、眠らなくても大丈夫、

 とは言っても、精神的に応えるんですよね』


次話:武闘会トーナメント表

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ