表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
879/970

879話 ちゅー子F

ちゅー子F


その日のお昼頃、ちゅー子Fが突然現れたので、チュー太Dビックリです。

『お前、どうして・・・。』


『その言い方は無いんじゃない!、

 ララ様に兄さんの監視役を仰せつかったのよ。』


『監視って何だよ、俺はララ様の信頼も厚く、仕事に邁進しているぞ。』

『ほんと~ぅ?

 でもね、それだけじゃダメなのよ、あんた、パパさんでしょ。』


と言って、ちゅー子Dママと子供たちの方を見ます。

ちゅー子Dママは驚いた様に、視線が二人を行ったり来たりしています。


これはあれですね。妹には絶対勝てない兄の見本の様です。

『とにかくね、こっちで兄さんの手伝いするんだから、

 仕事教えて頂戴』


『わ、分かった。今動けるのはちゅー太DBかな。

 あいつはアザゼル公爵邸にそのまま居るはずだから丁度いいか。』

(『ちゅー太DBちょっと本部に戻ってくれ。』)


『所で、お前、ララ様から、こちらで活動するに当たり、

 必要な装備は貰っているよな。』


『ふ~ん、結構仕事しているみたいね。装備は貰って居るわ。

 専用ハウスも有るわよ。』

そう言うと、キャットハウスを出します。”デン”


『何だこれ、ルルの家みたいだな。しかも中は、巣材がぎっしり山盛り。

 凄いな、良いな、入って見たくなるな。』


『何言ってんのよ、絶対駄目だかんね!』

結構な剣幕でちゅー太Dの所を威嚇します。


『分かった、分かった、冗談だよ。

 全く、そんな雌臭い所、誰が入るか。』

『兄さん、あんた、女の敵に成るつもりぃ!』


不味いと思ったのか、ちゅー子Dママが仲裁?に入ります。

『あんた、駄目だよ、女の子にそんな事言っちゃあ、

 部下に嫌われるよ。そしたら仕事が回らなくてララ様に怒られるかも。』


『あ、あっ。それは困る。すまん、謝る。』

ちゅー太Dをじっと見た妹は、

『誰に謝っているの?どう見ても私じゃないよね、ララ様に謝っているよね』


『いや、そんなこと無いよぉ~~。』

『じゃあ、何に、どんな事したから謝っているの?分ってる?』

『へっ?』


ちゅー太Dタジタジ。

妹君のお怒りはしばらく続いたそうな。


(この後、ちゅー子Fはちゅー太DBと良い中に成り、修練場に行く事に。出産)


次話:戦後処理

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ