854話 第五次参加者お出迎え------**************-
第五次参加者お出迎え-------***************-
部屋玉から竜宮に行き、修練場への転移門の部屋に行きます。
門が光、みんな出て来るようです。
最初はマニですね、最初にここに張ったのが3歳相当で5年たったのですから、
もう8歳、お姉さんですね。次がポウ、順に出て来て最後がオト様。
そして、またマニ・・・・。もう一巡。ララの横に来たオト様が渋い顔。
「オト様、これは、みんな分身を覚えたんですか。」
〚あの、鼠のイケメン騎士、マウ元帥さんですか、彼にララの役に立つから
是非やらせてほしい、って言われて許可したらこうなちゃったのよ。
主人まで覚えて、仕事が3倍はかどる、とか言って本当は、4分割で一人は
遊び呆けているわ。全く、制限しないと神界が大変な事に成りそうなのよ。
困っちゃった。〛
ララさんビックリ、まさか神界の住人、大海王様までが、
遊ぶために使うとは思わなかったですね。
「オト様、神界の事は、あのお爺さんが何とかするでしょうし、
私レベルが何かを言う事も出来ないですし、
聞いてもくれ無いでしょうから、無視です。」
〚はぁ。〛
オト様、ため息一つ。
〚そうね、自己責任でお願いするしかないわね。〛
「所で、オト様、タマが見えませんが、修練場に居ませんでした?」
〚あら、ほんとね。〛
「ん?。オト様、居ました。ちゃっかり私の影に戻って居ます。」
〚ふふふふ、賢いわね。怒っちゃだめよ、
あの子なりに頑張っているみたいだからね〛
(「タマ、仕事よ、アマンの所に行って頂戴。」)
(『うみゃ~。』)
ぱっとタマの気配が消えます。アマンの所に跳んだようです。
第5次修練修了者がララの前に並びます。
全員2~3分割に成っていますので、かなりの人数に成ります。
「全員分割を止めて、統合して下さい。」
シュンと擬音でも出したいほど一瞬で、各自統合されます。
ララが全員を見渡し、揃って居る事を確認して、
「一年間の修練、ご苦労様です。得る事も多かったと思います。
これから自分の部族に戻って、首長と相談し皆に教えれる事は広めてください」
一拍置いて。
「先に連絡した通り、数日以内にクーヘンの森からお屋敷に向って、
スタンビートが起こると言う情報が届いています。この事より、
第六次の修練場出発は、防衛強化の為、延期致します。
各自、待機と成りますが、特別な事をする必要は有りません。
但し、呼び出しが有れば直ぐ応じれる様にしておいてください。
この後、食事会が有ります。美味しい御馳走が出ると思います。
楽しんでください。さぁ、食堂に移動しましょう。」
全員、食堂に移動しますが
(「マウ元帥、三時間後に門前の屋敷の作戦本部に来てください。」)
(『承知!』)
(「各部族長、三時間後に門前の屋敷の作戦本部に来てください。
パニエルとメイも来てね。アマン、ラグジュも来るんだよ。」)
(『承知致しました。』)
次話:第五次参加者の終了食事会
☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 魔法、魔道具、魔物、登場者の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,
作戦本部:門前のゲートの傍に作った対魔国戦に置ける作戦本部、
警備、防衛全てを管理する所。
一部二階建、のペンタゴン様式の大き目の建物の中に有る。




