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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
851/968

851話 ゲネメ襲撃の予想-------

ゲネメ襲撃の予想-------


「アマン、タマとアンナ呼んで、落とし穴の情報交換やって頂戴。

 以前送った、私のイメージに仕掛けれる様に、訓練してみて。」


『ララ様、二人に連絡が付かないのですが、いかがいたしましょう。』

「連絡が付かない?修練場かな?もしかして、タマのやつ私の部屋玉を使って

 訓練場にも無断で出入りしているのかしら?」


「おそらく訓練場に居ると思うから、今日の昼頃出て来るはず、

 捕まえて、強制連行していいよ」


『有難うございます、その様にさせて頂きます。』

(あれ?骸骨がにやりと笑ったように見えたのは錯覚?)


「ん?」

(『ララ様、不穏な動きが有ります。至急確認してください。』)

魔国のチュー太Dから緊急連絡が入ります。


(「今行くよ、」〔テレポート〕)

里のララの部屋に飛んで、部屋玉から魔国の部屋玉に飛びます。

「Dパパ、如何したの?」


『ハイ、ゲネメが見切り発進でスタンビートを起こして、

 お屋敷を襲うそうです。』

「時間は?規模は?」


『ゲネメが研究所に入った様なので、早ければ今日、遅くとも明日、

 準備が整って居ない状態で現状と成ると、オークが50000匹位だと思います。』

「そんなに多くはないけど、準備が整うと、どれ位に成るの?」


『10倍以上だと思います。』

「ならどうして、今なの?功を焦ったの?」


『いえ、どうやら、準備が遅いと、公爵が癇癪を起したようです。

 ゲネメに当たり散らしている様子がドア越しに聞こえました。

 ゲネメも怒って、出来る物でやってみましょう、と言う事らしいです。』


「ふ~ん、じゃあ。これをしのげば暫く安泰だね。」

『だと思います。』

「どの方向から来るか分かる?」


『以前ゲネメが独り言で、原始林クーヘンの魔力が貯まってきている

 と言って居ましたから、そちらの方向だと思います。』


「じゃあ、オクタの街は、お屋敷の所で殲滅すれば問題無いね」

念話で眷属達に連絡です。


(「クーヘン尾森の方角から中規模のスタンビートが発生する予報です。

  お屋敷の警備隊は警戒レベル3、監視の強化をお願いします。」)


ザワリと眷属達の不安の波動が来ます。

(「大丈夫だよ、私一人でも対応できるレベルだからね。良い訓練に成るよ」)


(「アマンは落とし穴動作担当で、連絡が有ったら、城壁クーヘン方面で待機。

  各部隊も連絡が有ったら動けるようにして置いてね。」)

ララさん、出来るだけ皆緊張しない様な連絡を行いました。



次話:チュー太Dパパの子供

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