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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
842/971

842話 秘書官キリ姉--------修練場

秘書官キリ姉---------修練場


修練場の自分の部屋に帰ると、キリが待って居ました。

『らら、今日も遅いわね、適当に切り上げないと駄目よ。』

「分かってはいるけれど、途中で投げ出す訳に行かないから仕方ないよ。」


「そうそう、これから、眷属達の要望や、遣らなければ成らない事、

 キリ姉に集める様にして良い?そこから優先順位を付けて私に降ろす

 様にして欲しいんだけど?」


『良いけど、そんな事をしたら、

 みんな、遠慮なしに渡しに私に送って来る様に成るわよ』


「うん、その中で私を通さなくてもよさそうなものは、キリの裁量で、

 決定、事後報告で良いからね。お願い。」


ララが何でもかんでも抱えて、立ち行かなくなりそうなのが分かって居るので、

『いいわ、みんなにはちゃんと報告しておいてね。』

「やったぁ!」


ララさん、早速眷属達全員通達放送です。

(「皆も知って居る金リリ、私の二番目のキリ姉さんが私の秘書に成ります。

  私への要望などは、まず最初にキリ姉さんに送って頂戴。」)


眷属達の思念がザワリと揺らぎました。

眷属全員の思念が一斉に同じ方向を向くと結構強い力に成る様です。

 

一瞬ララさん、驚きましたが、気を取り直し、

(「キリ姉が私の代理で動く事も有るけど、

  キリ姉の行動は私が承認した事なので従って頂戴。宜しくね。」)


(『『・・・『はい、承知致しました。』・・・』』)

眷属全員から一斉に承諾の念話が届きます。

「どわっち!」


ララさん、思わずソファーに尻もちです。

「皆がいっぺんに念話を寄こすと、大変だわ、下手すりゃ気絶するよ此れ。」


なんて事言って居ますけど、キリ姉ならいざ知らず、

ララさんではそんな事は無いでしょう。


「でも、こう言う事が起こる事が解った事は収穫ね。

 さてと、明日からは、レドマ、レドモ、アルテミス、アテナ、

 この4人には分割と合体。マウ元帥には分割を教えなくっちゃね。」


「忘れてた、マニ、ポウ、シオン、クキこの四人にも分割教えなくちゃ。

 あと、魔力お化けのレトア、ブコイにも分割教えると、

 訓練もやりやすく成ると思う。」


「Powerが半分だから、遠慮しないで出来るし、合体した時には

 一人で訓練する時より効率が良いんだから、うん、絶対やるべきね。」


『ララ、今日はもういいわ、明日にして、もう寝る用意をするわよ。』

「はあ~い。」


と言う事で、今夜はお休みなさいです。


次話:分割訓練食堂集合

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