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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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盗賊

盗賊-----


馬車に乗り、岐路に付きます。

私がルビちゃんとおとうさんの向かい側に座っつたので、

ポシェっトから紐を出して、綾取りをして見せました。


ルビちゃん、目を丸くしてみています。

幼女の♥がっちりつかみました。これで仲良しです。


ゆっくり走って、昨日止まった集落に一泊する様です。

おとうさん、お日様には弱いですね。このまま夜通し走っては?


と提案しましたが、

領主として、領地の集落にはお金を落とさなければ成らないそうです。

勉強に成ります。


質素な食事を取り(私はいらないのですが、そうも行きません)


夜はルビちゃんが私と寝るか、おとうさんと寝るか迷っていましたが、

私が、これから毎日一緒に寝てあげるから、今夜はおとうさんとおやすみなさい、

とこっそり耳打ちすると、おとうさんと寝ると決めた様です。


朝は、早めに出発です。おとうさんが集落の長に金貨を渡したようです。

長が、びっくりした様に目を丸くして何度もお辞儀をしていました。


暫く走ると前の方に馬に乗った人が何人かいる様です。

不穏な雰囲気です。


おとうさんに、

「何か有っても私が対応致しますので、絶対の外に出ないでください。」


と言うと、おとうさんが

『君一人で対応出来るわけないだろう』と言われましたが、

「ご心配なく、これでもルビ様の護衛です。私は強いですよ。」


と言って何とか納得してもらいました。

おとうさんを昼日中おてんとうさまの下に出す訳にはまいりません。


さっさと外にでて、お決まりのセリフからチャンバラです。

「領主の馬車と知っての狼藉か!」

<お嬢ちゃん、痛い目に遭いたくなかったら、引っ込んでな。.


馬車を開けようとした男を蹴飛ばして飛ばすと。

皆さん、段平抜いて<やっちまえ>ちゃんちゃんバラバラ!!!

皆さん仲良くおねんねです。


馬車に戻って、

「ご主人様、皆急所を外しましたので、

命に別状有りませんが、いかが致しましょう。


使いの物を出して、屋敷から人を呼ぶのも、

ひもで縛って引っ張って行くのも時間は同じくらいかかります。


楽なのは、御者に屋敷に人を呼びに行ってもらって、

私たちが此方で待つのが良いと思いますが、」


「食料や水、は持ってます。ご主人様とルビ様は毛布が有りますので、

馬車の中でお休みください。私は外で見張りを致します。」


お前が寝れないだの、一人では危険だのと、

言われたが、何とか納得してもらいました。


馬を外して、水を沢山飲ませて、御者さんに行ってもらいました。

私は、盗賊たちを縛っておきます。


火を燃して、肉を焼いて、ご飯にします。盗賊たちにも水とご飯を上げます。

お腹が膨れたので、残り火を集めて、大きな焚火にします。


キャンプファイヤーをしましょう。リュートを出して歌を歌います。

ルビちゃんも歌います。楽しそうです。


次は花火、燃えている木を二本掴んで上空へ持っていき打ち当てて、

火の子を散らします。


次は燃えている木を掴んで上空へ持っていき、

その木の傍に転移魔法のホールの出口を作り、ライトアローを連発。


火の子が散って花火に見えます。

ルビちゃんが口を開けて喜んでいます。


盗賊たちも、見惚れています。

此方の世界じゃあ花火なんて無いからね。


最後の仕込みは、焚火をするときに、地面に掘っておいた、星型。

この中に残った火の子を集めて。


炎たちは、お星さまに成ってお空に帰っていきました・・・・・。

おやすみなさい。


夜は何事も無く過ぎ、おとうさんと少し話しました。

私は魔道人形で有る事。普通の大人より力が有り、

知識も有る事、食事は必要ないが、食べる真似は出来る事、


全ての優先事項はルビちゃんを守る事、

その為に、自分が不在の時、代わりに成る使い魔を探す許可を頂いた。


メイドの仕事はしなくて良い、

出来るだけルビちゃんと一緒に居る事、を求められた。


ジジについては、一度会ってみてからと、返事をしておいた。

薬師でも有るので、ポーションを作る許可も頂いた。


夜のイベントは何事も無く、朝日が昇り始めました。


夕日が重く感じるのは、色々な思いを背負ってしまったせいかな?

朝日が軽く感じるのは夜のうちに全部降ろしたせいかな?


おゃ、遠くに見える土埃は、御者さんたちかな?夜通し走ったのかな。

まず、水とを上げてから、お茶かな。軽食も用意しておかないとね。


御者台に上がって手を振ってあげよう。

おっと、おとうさんに知らせなきゃ。


「ご主人様、御者さんが、皆を連れてきてくれました。

食事の用意は致しましたが、宜しかったでしょうか。」

おとうさんに褒められた。


改めて、御者台の上から

「御者さ~~ン!!」大きく手を振ると、みんな走るのを止めて、

ゆっくり向かって来ます。みんな疲れた顔をしています。それはそうでしょう。


水をのませて、食事、サンドイッチを食べさせ、

おとうさんと相談して、2~3時間休んでから出発する事にしました。


御者さんに「盗賊はどうなるのですか?」

と聞くと、犯罪奴隷に成るそうです。

人生詰んだな。ま、同情の余地はないけど。


盗賊の足の傷は移動に差し支えあるから、取り合えず治療しますか、


「ライトヒール」まだ痛い人居る?あと三人か、

「ライトヒール」「ライトヒール」累掛け2回、

これでだいぶ違うでしょう。


え~と、11人の盗賊を縛る時は、数珠つなぎじゃなくて、

前の人の首と次の人の手に縛っていくんだっけ。


その様に縛って居たら、屋敷の人に、

<嬢ちゃん、えぐい縛り方知ってんなぁ。>と言われてしまった。

お屋敷で、私のキャラはどんなのに成るのでしょうねぇ。


お嬢様・・ククク・・。すぐにぼろが出て、しっぽも出そうです。

自由に行きましょう。今更お嬢様も無いもんだ。

ま、言葉遣いは丁寧に、と。


私たちの馬車は先に行きます。

御者のおじさんと、助手が御者台に座って居ます。

お昼は途中の休憩中にサンド行を食べました。


休憩から2時間程走ると、お屋敷に付きました。

屋敷が見てきた頃、御者の助手が居りて屋敷に走っていきました。

私たちはゆっくり進みます。助手さんが走ったのは先触れだった様です。


近づく屋敷を見ながら思いました。

今まで心の中では「おとうさん」「おかあさん」と呼んでいましたが、


ひょんな事で言葉に出てしまうかもしれません。

これからは心の中でも「ご主人様」「奥様」と呼ぶ事にします。

さみしいけれども、仕方が有りません。うっうっうっうっう・・・・。


次話:貴族猫ルル

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