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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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834話 ダリン達の状況確認-------修練場

ダリン達の状況確認-------修練場


ダリン達の休憩スペースまで歩いて行き、そこで声を掛けます。

「はーい、ダリン達、ちょっとこっち来て。ゼーロもね。」

と、こちらに歩きながら、みんな合体します。


それをみて、

「自由に合体出来る様ね。」


「ダリン、ドレクの話だと、意識しないで分割が出来た様だけど、

 いくつか教えて頂戴。」


『はい、俺も判ってない事が多いですけど、良いですか?』

「大丈夫、状況確認だから。分割は自由に出来るみたいだけど、

 力の配分は、分割した状態で変更出来るの?」


『出来ます。分かれても、右手と左手みたいなもんですから、

 パワーの分割だって、意識はしていないです。

 見聞きした事、記憶、パワーや魔力も常時一緒だと思って居ます。』


「じゃあ、分割して、一人は、此処に入って、」

そう言うと、ララの部屋玉にダリンを入れ、ララも中に入ると、

シールドで自分とダリンを包みました。


「これで、二人は隔離された状態で、

 ほとんどの連絡は取れないと思うけど、どぉ?意識の共有は出来る?」


『問題無いです。』

「凄いね、じゃあ、片割れをここに呼ぶ事は出来る。」

『それはここにテレポートいすると言う事ですか?それとも合体?』


「両方やってみて。」

『はい、テレポート無理です。合体は出来ました。向こうには居ません。』


「うわぁ、とんでもないね。両方できないと思ったけど、合体は出来るんだ。

 それは、回避出来ない危険の場合は、

 片割れの所にもどる事が出来ると言う事だよね。」


『そうですね、どっちも自分、優劣はないですから。』

「一瞬で消された場合はどうなるんだろう?」

『おそらく、片腕が飛ばされた様なもんだと思いますよ。』


「う~ん、右手と左手なら、右足、左足、4分割出来る?」

『流石ララ様、凄い事考えますね。・・・。』

ダリンが下を向いて考えています。


『う~ん、出来そうで出来ない。今は無理みたいです。』

「何が足りないんだろ?いいや、無理しないで。

 これからは、必要な時以外は分割して過ごして頂戴。」


そう言うと、二人とも部屋玉から出ます。


次話:サンサ、アセナ、ティアの分割

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