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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
831/968

831話 今日のお昼はラーメン------修練場

今日のお昼はラーメン--------修練場


食堂の前を通ると、

「ちょっと、疲れたから、休憩して行こう。」

そう言って食堂に入ってしまいます。


甲冑騎士は、不思議そうに、

(「ララ様があんな事で疲れる訳有りませんよね、

  しかも取る必要のない食事だって・・・?。」)


しかし、元より、反論なんて出来る立場に有りませんので、

黙ってついて行きます。


「おねぇさ~ん、今日のご飯何?」

〚ああ、ララかい、今日は遅めの御入場だね、

 他の子達はほとんど終わっているよ。ん?・・・。〛


おねえさん、甲冑騎士に気が付きましたが、首を傾げています。

〚その子はレミの所のぬいぐるみだよね。

 でもちょっと雰囲気が違う様ね。〛


「うん、この子はワン、私が名づけをしたから、

 私の方に引っ張られているみたい。」

〚それは、レミじゃなくて、ララの眷属と言う事?〛


「そこはちょっと複雑に成るけど、私の眷属で間違って居は居ないわ、

 ただ、レミやペーシュと切れたわけじゃないから、複雑ね。」

〚いいわ、ララの眷属と言う事で問題無いわ。〛


〚そう言えばアセナ、ダリンの所の縫い包みも、

 最近雰囲気が変わったと思ったけど、ララが遣ったのね。〛


「何か私がやちゃったみたいな雰囲気だけど、

 レミが名づけしなかったから名前が無いと不便だから、

 名づけしただけだよ。」


〚いやいや、怒ってないよ、良いんじゃない、名付けも力が居るから、

 レミじゃあ、あの軍団員全部に名付けは出来ないよ。〛


「私も横取りする様で少し気が咎めては居るんだけどね。」

〚問題無いわよ、軍団の力が増すならそれに越した事は無いよ、

 バンバン付けちゃいな。で、お昼はラーメンだよ。〛


それを聞いたララさん、お目目を丸くして。

「ラーメン、出来るの。」


〚私も好きだからね。塩とんこつ、醤油とんこつ、味噌、あっさり醤油、

 どれにする?〛

「醤油とんこつ、チーユ増し益し、こってりでお願いします」


〚はいよ、ワンだっけ、その子はいらないね。〛

「はーい、お願いしまーす。」


次話:甲冑騎士ワン

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