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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
821/970

821話 ガネーシャの講義に潜入-------修練場

ガネーシャの講義に潜入-------修練場


ララは諜報部隊「草」へ教育がどの様な物に成るのか、

確認する為、ガネーシャの所に向います。


「眷属としての特殊能力を封じられて、人の中に紛れ込むのですから、

 かなりの忍耐と、知恵が必要に成るはずです。

 さて、どうするのでしょう。楽しみです。」


ララさん、草の訓練場の前までくると、

周りの者が自分を誤認する魔法を掛けます。

「私が入ると、みんな騒いで、講義が中断するからね。」


ロッテに化けて、広義を聞く様です。

部屋にそろりと入ると、みんな一瞬振向きますが、

首を傾げながらも、授業に集中します。


隣に座って居た血鬼族の小さな女の子レメイが、

『あの、ララ様、・・・。』

ララがびっくりして、レメイを見て、誤魔化す一手と判断。


「いいえ、私はロッテよ。」

『いいえ、ロッテは知っています。ララ様、しっぽが有りません。』


ララさん、仕舞ったとばかりに尻尾を出します。

「ないしょ、内緒よ。」

『うふふふ。ララ様、かわいい~。みんな、分かったみたいだけどね。』


ララさん、目が点です。

「どうしてわかったのかしら、後からみんなに聞いてみなくちゃ。」

『だってぇ、ララ様の魔力、知らない人なんて居ませんから。』


ララさん狼狽えて、

「う~~~。魔力隠すの忘れた・・・。」

急いで魔力を隠しますが、時すでに遅し。


ガネーシャがこちらを見て。

『ララ。こっちに来て。』


仕方が無いので、誤認魔法を解除。ガネーシャの所に向います。

ガネーシャの傍に行くと、小さな声で、


『誤認魔法掛けているみたいだから黙っていたけど、魔力駄々洩れ、

 みんな気が付いて、講義に集中できなく成ったから、

 今回の講義では、貴方のお話聞きたいわ。』


ララさんガックシ。仕方が無いので、諜報部隊「草」設立の経緯から、

目的、心構えを話す事にします。


次話:ララの講義

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