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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
803/970

803話 ラグジュとアマンに落とし穴の確認。

ラグジュとアマンに落とし穴の確認。


「あれ、ここどこだっけ。。。。」

10時間ほども寝て起きると、何処だかわからなく成りますね。

「ああ、修練場に来ていたんだったね。」


「そうだ、落とし穴どうなっただろう。」

ラグジュの屋敷玉を取り出し、

「ラグジュ、アマン、出て。」


(『ララ様、駄目です。そこは神域です。出たら私たち消されます。』)

「いっけない。〔シールド〕」

(「ごめん、シールド張ったから大丈夫だよ。」)


アマンとラグジュが出て来ましたが、苦しそうです。

『ララ様、出来れば、私の屋敷の方でお話させて頂けないでしょうか』

ラグジュが飛べずに、下に降りて居ます。眼も半眼ですね。


アマンは今にも膝を着きそうです。

「わかったよ。」

そう言うと、二人を掴んでラグジュの屋敷玉に放り込みます。


続けて自分も入り込んで見ると、二人は転がりながらも元気そうです。

『ララ様、あそこ、以前より神の影響、

 神力が強く成っている気がするのですが?』


「うん、そうかもしれない、最近は神々や精霊神が平気で顕現しているからねぇ」

『ぶっ、ララ様、そう言う所に我々を呼ばないでください。』

ラグジュがそう言うと不安そうに上を見ます。


「此処は大丈夫だよ。許可がない限り、何物も入る事は出来ないからね。」

『分かっては居りますが、あの強大な力を知ると、

 何処に居ても不安に成ります。』


「分かったよ、これからは、私がこっちに来るね。

 所で、タマたちが作った落とし穴、ダンジョンにつなげる事は出来た?

 それから、吸収、受け入れる量は増えた?」


アマンが

『はい、この前頂いた精製魔石の空間を用いる事で、

 容積は10倍、オークなら数万匹が可能に、さらには、


 賢者の石を用いて、中の空間を魔素も酸素も無い空間にする事で、

 オークで数百万匹のリザーブが可能と成りました。』


「それはすごいけど、なる程ね。魔素や酸素を抜いて、完全に死体にして、

 保管するのね。そこから、順次ダンジョンに移動させて、

 吸収すると言う事ね。酸素の代わりに窒素でも入れたの?」


『仰る通りです。あと、空間魔法を併用する事で、容量が10倍の百万に、

 腐敗も防止することが出来ました。』


『タマたちとの連携も問題ありませんでした。細かい切替や操作は

 私が行いますので、問題ありません。』


「なる程ね、所で、タマの落とし穴との連携は、移動型、つまり、

 戦闘中にタマが、任意の所に落とし穴を作って、

 そこをダンジョンに繋ぐ事が目的だけど、


 アマンも落とし穴作れるなら設置型、

 城壁の周りに発動させる事は出来るの?

 モニターを見ながら、スイッチポンで落とし穴発動、なんてね。」


次話:ウサギの粉。

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