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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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778話 諜報部隊「草」

諜報部隊「草」


「さてと、やっぱり、眷属代表集合に成るか。」

そんなことをぶつぶつ言いながら、狼広場に向います。


広場に着くと。

(「ボス、パニエル、カポネ、メイちょっと来て。」)

念話で4人を呼びます。


人族の受け入れ先はやっぱりディックだよね。

(「ディックちょっと来て。」)


オーガは、部族長の上は居ないから、取りあえずドドルで良いかな。

(「ドドルも来て。」)

MOUSEは直接関与しないから、AIマスターから情報を渡しておきましょう。


(「AIマスターそう言う事で宜しく、

 それから、ディックの所忙しく成ると思うから秘書2名追加準備宜しく。」)

《承知致しました。》


集合を掛けた者達が皆集まって来ます。

「急ぎでごめんね。明日の修練場出発の人員にも影響する事なんでね。」


そう言って、若者たちからの不満がある事、外の世界を見させる意味は

ある事、そこで、人間界に教育を施した諜報員を派遣する事を検討する

旨を報告。


「志願制、有期限、但し、通常上業務優先。対象は狼、カラス。オーガを

 考えている。受け入れはディックお願い、秘書官を増やすからね。」


ディックが渋い顔をしましたが、

秘書官が増えるなら何とかなると思い直したようです。


「新しい組織は諜報部隊、名はクサ

 誰も気に止めないが、知らぬ間に根を張る言う意味を込めます。」


忍者の「草」、素性を隠し、地域に融け込み、情報収集を行う者達の

イメージを念話で皆に伝えます。


「狼、カラス。オーガの代表を決めてちょうだい。修練場で教育してもらうから。

 それから、その代表の下で働く者達、狼はヴァン、ダイク、プリン

 カラスはカモンテ、プリム、リムラ。」


「オーガの代表の下で働く者、は2~3人を決めて頂戴、明日の朝出発だからね。」

(「オーガは部族に一人、三人かな?」)


「それから、修練場には、カポネ、あんた行くから、メイに仕事引き継いで、

 と言っても、こっちの時間で三日間だけどね。

 あと、ルチアも予定しているから、一緒に来て。」


『承知致しました。あの、此処でいいんですよね。』

「此処から、竜宮に有る修練場の出入り口に行くから、

 みんなここに集合ね。」


「ボス、ケンとリキを修練場に行かせたいんだけど、良いかな。」

ボスがパニエルを見ます。

『ララ様、あの二人が育ってくれれば、群れの管理がとても楽に成ります。』


「ん?」ボスが頼って暮れたせいか、二人が行く事なのか判りませんが、

パニエルが嬉しそうです。



次話:オーガの里がてんやわんや。

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