761話 ダリンとスケルトンナイト
ダリンとスケルトンナイト
『第三仕合~~~!!
死者の国の王、リッチのアマンが騎士、スケルトンナイトの登場だぁーー!
対するは、おお!狼男が神の領域に踏み込んだかぁ!狼神族はダリンんん!!』
スケルトンナイトは剣、盾、兜、を持って居ます。ダリンは腰の剣を抜いて、
対します。スケルトンナイトの目の奥がポウと光ると、
ルチアが開始の合図を出します。
『始め!』
ダリンがダッシュ、スケルトンナイトが盾で受ける間もなく、
一刀両断にされます。
それで終わるかと思い、ルチアが、ダリンに勝ちを宣言しようとした瞬間、
両断されたスケルトンナイト立ち上がります。
しかも復元し、2体に成っています。
ダリンが舌打ちして、一閃で2体を両断、
スケルトンナイトが直ぐに立ち上がり、今度は4体に成ります。
然し、骨の数は減っているはずなのに、スケルトンナイトの
大きさが変わらないのは何故でしょう?
ララが不審に思い、探査魔法をかけてみます。
「〔サーチ〕、ん?あれま、あれは幻影魔法ですよ。
しかし、上手く出来ていますね。」
ダリンは切ては駄目ならと、剣の腹でスケルトンナイトを打ち、
粉々にしますが、砕けた骨たちがモゾりと動き、立ち上がるそぶりを見せますが、
ダリンも、〔ラ散Handlet〕 ライトアローを散弾の様に一度に100発撃ちます。
ライトアローの100倍ですから、流石のダリンも膝を付きます。
小さな骨は命中すると蒸発しましたが、大き目の骨は残り、
20体程が起き上がりました。
一斉にダリンに向います。ダリンが剣を持ち回転、扇風機の様です。
骨が飛び散りますが、ダリンの頭の後ろに黒いホールが出来たかと思うと、
盾が飛び出し、したたかにダリンの頭を打ち付けました。
そう言えば、剣は有りましたが、
盾が無くなっている事に気が付きませんでしたね。
上手くごまかされました。
ダリンががっくりと両手を地面に付けます。
盾で打たれた事より、やられた、試合に負けた事がショックでしたね。
でもよく見て考えれば変だと思うはずです。
ダリンもサーチを使えますし、実力なら上ですから、負けないはずでした。
それだけに悔しいでしょうね。まぁ、良い勉強だと思ってくれると良いのですが
アマンの戦い方、結構えげつないですね。
でもダンジョンマスターとしては合格です。
『2試合とも、実力を出せずに、
旨い事されてしまった、単細胞の正直者に拍手~~~!』
ルチアも容赦ないですね。傷口に一生懸命塩を塗ってます。
次話:タマ&アンナVSレミ




