魔力計
魔力計------------------
朝、起きたらベットで寝ていました。
昨夜もメイド部隊に好きなようにされた様です。
「ネグリジェずり上がるからいやだ~って言っているのに...。」
今日はゆっくりして、明日ポッドに入ろう。
もう少し寝てようと思って、枕の下に潜り込んだけど、
しっかりエバに見られてしまった。
『ルビ様、朝ですよ~~。朝ごはんは大好きなパンケーキにしました。』
思わず、目がぱっちり。
「おはよ~~。」
エバがとっても良い笑顔で『おはようございます』、だって。
歯磨いて、顔洗って、眠くていい加減にやって居たらエバが椅子を持ってきて、
『ルビ様、そこにお座り下さい』
何かおっかない。
歯磨きと洗顔をされてしまったょ。思わず椅子の肘当てを握りしめました。
着替え、なんでもいいです、おまかせします。私の意見は通らないんですから。
髪を結ってもらって朝ごはん・・・。
パンケーキと、ホットミルク、鉄板物だけど・・・
「セバス、」
『はい、ルビ様』
「コーヒーある?」
ん。グランが出てきた。
《ルビ様、幼い体にコーヒーはいけません。勿論、酒タバコは論外です。》
いや、酒とたばこは言ってないけど・・・。
静かにお食事をしました、はい。
さて、グランを呼んでっと。
「グラン」
『はい、ルビ様』
「リレイGだけど、転移装置は付いている?」
《はい、付けました。》
「私が居なくても行き来が可能と。その転移装置に魔力吸収装置。
つまり、転移時に発生すると思われる
特異的な魔力の方散を抑える装置、付いている?」
《それは、着いておりません。》
「今回の事はヌルたち以外は、関与している者たちは居なかったわけですが、
それは今回の事であって、もしかしたら狙っている、
さがしている者たちが居るかもしれません。」
「無ければ、開発してください。まず、
その様な魔力を放出しているかの調査ですね。
簡単に考えれば、魔力を通さない物質で囲う?ん?転移出来なく成る?」
「それから、リレイGの防御と探査ですけれど、探査はリレイGから
半径100Km以内に不審な物が入り込んだ場合の対応は出来てます?」
「防衛機能は消極的防衛、精神に干渉して、近寄ってはいけない気分にする。
レベルだったと思いますが、
此方に無害の番犬的な魔物の配置等、次の手段も考えてください。」
「私がポッドから出たら結果を聞きます。」
「あとは、以前、言っておいた、魔力の数値化ですが、進展は?」
《魔力を測定する事に行き詰っております。》
「魔力によって微量でも良いですから膨張する物質は無いですかね、
イメージは温度計、体温計ですけど。」
《どれ位拡張するのか測定する装置が有りません。》
「無ければ、作ればいい。蓋のきっちり閉まる、
三角フラスコをイメージしてください。
その三角フラスコの蓋の部分に細い毛細管を付ければよいのでは?」
《???》
「作って見せましょう。」
「ガラスを用意して50cc位の小さい三角フラスコを作って。
蓋はすりガラスの共栓でいいゃ。
三角フラスコと共栓を抑える金具、洗濯ばさみをイメージ。
共栓の上から中までガラス管を通し、
ガラス管の外に出ている部分を加熱して引っ張る。飴細工みたいに伸びます。」
「これで体積の微増減が測れますよ。こういうイメージで作ってみてください。」
グランがびっくりしてみています。ギギギと音がしそうな感じで私を見ると、
《天才です、AIが負けました。》
私は、後ろ向いて赤い舌をペロリと出しました。
「次ですけど、せっかく精霊たちが来てくれたのだけど、
上手な付き合い方、トレーナーは知ってます。?」
「一度世界樹の森の精霊様にお話を伺った方が良いかもしれませんね。」
「鳥とフウー達は何をやっているかな?想像が付きますけど、
すごい事やってるよ、きっと。」
「私がポッドに入っている間、たまに、バーベキューとか、
狩りとかに連れて行ってあげると喜びますよ、きっと。」
「グラン」
《はい、》
「私は明日、ポッドに入りますが、今伝えても良い事を教えてください。」
《向こうではお生まれになる少し前に付くと思います。
お父様は人族の下級貴族で、複数のダンジョンの管理をしております。》
《代々、人族の中に紛れ込んで暮らし、魔王に情報を渡しております。
魔王からの報酬、いや保証は、一旦事が有れば魔王が保護するとの事です。》
《当然吸血鬼ですから日中は外に出れませんが、
色々と対策、化粧、影武者などでごまかしている様です。》
《ヴラド家では子供が生まれると、同じ日に生まれたクロネコを探してきて、
生涯の使い魔とするそうです。》
《お母様は魔法の才能も有るとの事でした》
《お父様が個々の施設を知ったのは
ダンジョンから出た古文書を解読したようです。》
《ただ、お父様はルビ様の様な此処のマスターには成れなかった様です。》
《お父様とお母様が無くなった理由や、いつ、どこで、だれが、と言う事も
申し上げる事が出来ません。》
「判った、有難う、明日は10時にポッドに入ります。」
「ちょっと世界樹の森に行って来ます。」
《はい》
「メディションルームOPEN!
「セバス、」
『はい、ルビ様』
「CLOSE!」
「世界樹の森にOPEN!」
木の上の大きな枝にテレポート、
「子狐を入れた祠・・・無いか。」
木の上、枝の上で遠くを見ながら、
ぼ~~としていると、何か悲しく成って来た。
「帰る」
「メディションルームOPEN!」
「セバス、帰る」
『はい、ルビ様』
「CLOSE!」
「自分の部屋にOPEN!」ソファーに座って。
「CLOSE!」
ご飯食べる。
お昼は何かな?
「エミリーお昼なに~」
《エビ天丼です。》
「やったぁ~~!。」
直ぐ出てきました。
「いただきま-す]
すぐ無くなりました。
「ごちそうさまでした。」
「狐の所に行ってくる」
「セバス」
『はい、ルビ様』
「ギン達は訓練室?どこにいます?」
《転移して遠くに行ってます。》
「鳥たちは?」
《此方も転移して遠くに行ってます。》
「・・・・ありがと」
「錬金室に行きます」
錬金室でトレイを並べて、いや、取りあえず頼んでみよう。
「グラン、KAHR PM9 弾丸100発マガジン10個付でちょうだい」
《・・・・・・何をなさるんですか》
「ストレス発散!使ったら今日中に帰すよ。」
《ご存知とは思いますが、取り扱いにはご注意下さい。
セバスを必ず同行させてください。》
「わたったょぉ」
何にかぶっきらぼうです。機嫌が悪そうです。
「メディションルームOPEN!
「セバス、」
『はい、ルビ様』
「CLOSE!」
次話:蟹




