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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
735/968

735話 ゲネメ研究所のベタスライム 2

ゲネメ研究所のベタスライム 2


ゲネメが帰ってきます。

培養槽をちらりと見て、満足そうに頷きます。

【お前もやっと使える様になったな。】


そう言うと、懐|(ポケット?)から魔石の様な物を取り出し、

ベタスライムに向って放り投げます。ベタスライムは腕を出して上手に受け取り、

体に入れます。もしかしたらそこが口なのかもしれません。


【最初はくず魔石とスライムの核、壊れたアンデッドやらを錬金窯に入れ、

 かき回しながら、エリクサーと妖精の蛍玉を入れて更にかき回して

 廃物利用の魔物でも出来ないかと思ったんだが、


 出来たのはスライムの出来損ない。捨てようと思ったのに、手を出したので、

 訳に立つかと、雑用を教えたら、覚える。面白いので、色々教えるうちに、

 お前の体を培養すると、魔物が出来る事が判ったが、同じものが出来ん、


 何でじゃ?もしかしたら、お前の思念が反映されるのかとも思うが、

 面白いし、中程度の強さの魔物がダンジョンに放つのにちょうど良い。

 好きに作らせているが、所で、お前、わしの話が分かるのか?


 時々、わしの話を理解している様な行動を取るが・・・。

 まぁいい。わしの邪魔をしなければ。そこで魔物を作っておればいい。】


ゲネメがテーブルに乗っている、モヤモヤ玉の材料を調べながら、

独り言の様な、ゼリーに話しかける様な調子でボソボソ言って居ます。

 

次話:ゲネメ研究所のだんじょん核

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