731話 ララ魔国へ
ララ魔国へ
ララがチュー太Dから大切な連絡があると呼び出しをを受け、
急ぎ魔国に飛びます。
「ララの部屋の転移門から門前に行き、
魔国のチュー太Dの転移門に飛んでと、」
「チュー太Dどうしたの?」
チュー太Dがびっくりして転がっています。
『ララ様、今連絡したばかりなのに、早いです。』
「御免よ、脅かす積りは無かったんだけど、
お前から、呼び出し連絡なんて、初めてだから、急いできたよ。」
とは言って居ますけど、
テレポートと、転移門を経由しただけですからねぇ。
『と、とにかく、この映像を見てください。』
先ほどのゲネメたちの録画を確認します。
「なる程ねぇ、私が関与している所までは掴めたと、でも眷属たちの事は
知られてないし、調査も、調査も人間、悪党共を使うと言う事だから、
調査には時間が掛かるね。」
「それから、今まで、三つのダンジョンをこいつらの手から解放したけど
まだ、有ると言う事ね。でも、スタンビートを起こす材料がそろわないから
もう少し時間の余裕はありそうね。」
「支配されているダンジョンの場所やゲネメの居場所が知りたいなぁ。
探査虫が見つかったと時の偽装が出来ればもう少し突っ込んだ調査が
出来るかもしれないね。」
『ララ様偽装と言うと?』
「潰された時、体液が飛び散るとか・・・」
『うぇ~。』
チュー太Dママが口を押えています。
(「あれ?ネズミって虫食べなかったっけ?ま、良いわ。」)
「後からAIマスターにと相談しておくわ。」
ララがふっと一拍置きます。AIマスターに連絡したようです。
「所で、チュー太Dママ、宴会は、チュー太の兄妹には挨拶できた?」
『はい、みんな優しい方で、お母さんは私が妊娠している事を知って、
ずいぶん気遣ってくれました。それから、C 姉さんともずいぶん
お話しました。ものすごくやさしくて頭の良い方ですね。
その旦那様も、何と言うか、賢いオーラがすごくて、
本当に、驚いてばかりでした。』
「そうだね、チューパパとチューママは私がこの世界で最初に作った
眷属で、ちゅー子Cやその旦那さんは、これからも私を身近で支えて
くれる家族だよ、勿論、貴方達もね。」
次話:魔国のMOUS部隊




