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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
726/967

726話 三人姉妹

三人姉妹


エンドラの訓練場に行く途中でたまとアンナの訓練場の前を通ると・・・。

闇御津羽神、エーテル様が黒ずくめゴスロリ風のメイド服を着た

二人と話をしています、あれはたまとアンナですね。


おや、影に隠れて見えなかったのですが、もう一人居ます。

(「ぶ!、ロッテ!」)

衣装がタマ達とおそろいに成っています。


早くも毒されましたか、いや、ロッテがそう簡単にタマの影響を受けるとは

思えませんが、う~ん、違和感。


少し様子を見る事にします。

と、ロッテがたまの影にトプン!と飛び込みます。

たまも自分の影に飛び込むと、二人一緒にアンナの影から飛び出します。


何でしょう、タマが腰に手を当て、ロッテを叱っている様です。

(「ははぁ、迷子に成ると言っている様ですね。

  あれ?あの仕草、誰かに似ているって、私かぃ。」)


エーテル様が私に気が付いた様です。

エーテル様にお辞儀をして近づきます。

「すいません、ロッテまで、」


〚大丈夫よ。タマがお姉さんに成ったと、凄く喜んで、アンナも

 タマの妹は私の妹でも有るのだ、と言って、喜んでいます。

 それで、ララに断りなく、ロッテに加護を与えたけど、良かったのよね。〛


「ええ、お手数をお掛けします。所で、あの衣装は・・・?」

〚あれはね、三人でオト様の所に行って、おねだりしたみたい。〛

「ゴージャスロリータ風のメイド服3人組って。オト様がねぇ」


〚ええ、あの三人と話していて、何か盛り上がったみたい。〛

「ぶっ!。オト様って、結構ねぇ、

 ウインディーネ様みたいなところが有りますからねぇ。」


〚ふふふ、あの二人の仲が良いのは、知っているでしょう。〛

「オト様が御姉さん風ですけど、中身はおんなじなのかも、

 イヒヒヒ」


(「ゴホン!」)


何処かで誰かの咳払いが聞こえた様な。

二人が首をすくめています。

「あ、エーテル様、じゃあ、これで、」


〚ええ、三人は預かるわね。〛

「はい、失礼いたします。」


ララが、

「やっばいなぁ~。みんな聞かれたかな、

 いいゃ、エンドラの所にいこぉっと」


次話:エンドラの能力

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