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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
725/970

725話 マウ元帥探して・訓練場

マウ元帥探して・訓練場


訓練場に着いて、中を覗いてみると、マウ元帥が部屋の中央で胡坐、

前後左右に4か所、次元門の様な揺らぎの渦が出来ています。


入り口の傍に居た、アテナ神がララに気が付き、歩いて来ます。

(「あれ?双子のトレーナーもアテナ神だったと思うけど、分身?」)


〚ララ、如何したの?変な顔して〛

『いや、あの、アテナ様には双子のトレーナーもお願いしているので

 分身でもされているのかと・・・。』


〚分身かぁ、うん、それに近いね。

 レドモの方は感覚共有のアポストロに遣らせているよ。〛


「なる程ね、所でマウ元帥の方、これは?」

〚此れね、今は、複数の情報を同時に処理する訓練だよ。


 性能の良い、補助機器、アンドロイドを貰ったからその能力を限界まで

 引き出す訓練、Cパパが何処まで使えるかと言う事だね。〛


「と言うと、これは?」

〚ご承知の通り、これは次元門だね。それぞれの4つの中で、異なる戦闘が

 繰り広げられている。参謀として、それら4っつを指揮する訓練。〛


「ぐっ。そんな事・・・。」

ララが驚いています。

〚大丈夫だよ、AIが有るし、肝に成る部分の決定を行うだけだからね〛


「だけだからって、何を基準にしているのか判りませんが、

 それって、私達からすればとんでも無い事ですよ。」


〚そうでもないよ、彼はちゃんとやれているしね。

 けど、アンドロイドの性能もあるけど、一番は、彼の能力だね。

 神ならぬ身では、普通は出来ないね。〛


ララが少し首を傾げてから、

「この訓練はどれ位、何時間位かかりますか?」

〚何か用事でも?〛


「エレンとクロウ丸、今後狼とカラスの戦闘指揮を

 任せたいと思って居るんだけど、統括指揮であるマウ元帥に、

 どの様な動き、何を学習したらいか相談させようと思ったのですが・・・。」


〚それなら、私の所にいらっしゃい、マウ元帥と一緒にやればいいわ。〛

「それは三人一緒に指導して頂けると言う事でしょうか。」

〚そう言う認識でかまわないわ。〛


「分かりました、それでは、エレン担当の霊神シルフ様と、

 クロウ丸担当の八咫烏ドレクに調整してもらって、

 こちらに暫く寄こす様に連絡致します。」


〚私はいつでもいいよ、マウ元帥の訓練は、まだ色々あるし、

 都合は付くから、問題無いよ。〛


「有難うございます。それでは失礼いたします。」

マウ元帥はまだ胡坐を組んで訓練中なので、御暇おいとまする事にします。


ちょっと気に成る事が有るので、エンドラの所に行く事にします。

「トレーナーがホルス、あのハヤブサの天空神に変わったんですよね。」


次話:三人姉妹

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