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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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精霊との契約

精霊との契約----------


精霊様は少し頬を赤らめて、

〖ありがとうございます。それでは、杖の材料と・・・。〗

 精霊の話をさえぎり、


「実は、先ほど、世界樹に魔力を送り。

 杖が欲しい旨伝えました所、この様な物を頂きました」

 先ほどもらったものをマジックBOXから出すと、


〖すごい、世界樹がこれをくれたのですね・・・。

 私以外で、世界樹と意思の疎通が出来る者を私は知りません。

  あなたには本当に驚かされます。〗


「それから、これを見てください。」

 狐たちが持って居る、宝石の様な結晶を出させると、

〖びっくりして、めまいがします。これは精霊結晶、精霊の卵の様な物です〗


「それではこれを孵す事は出来ますか?」

〖出来ます、ここでしか出来ません。〗

「お願い致します」


〖それでは、これをお持ちの、ギンさんとルビ様、此方に。〗

 世界樹の根元に呼ばれ、ギンが結晶を持ち、

 精霊様と私が結晶の上に手を重ねます。


〖これから精霊を呼び出します、

 この精霊と契約を結ばれるのはギンさんで良いですね。〗

『はい、お願い致します』


〖では、精霊が顕現し、呼び出したのはお前かと問います。

 「私です」とお答えください。次に精霊が名前を言います。


 これだけの輝きを持つ精霊です、きっと名前を持って居るでしょう。

  契約をするのかと問われます。はいと答え、ギンさんの名前を言い、

  わが命尽きるまであなたと友誼を結びたい。


 対価はわが魔力と言って少し魔力を流してください、味見程度です。

  精霊が気に行ったと言えば、

  杖を差出し、ここに、と言ってください。精霊はそこに宿ります。〗


世界樹から貰った杖を渡す。

〖この結晶は、私より高位の精霊ですね、それでは始めます。〗


〖この世の秩序を見守る世界樹よ、その使徒たる精霊をここに顕現させたまえ〗

〖魔力を流してください。〗


赤い結晶が輝き、光が中心に向かって収束する様にまとまると、

 そこには赤いロングドレスを着た10cm程の女性がたたずんでいました。

 スッと立ち上がると


〖私を呼び出したのは誰だ?〗

『私です。』

〖我が名はイフリート、炎の精霊を司る者ぞ。我と契約するのか?〗


世界樹の妖精が、ふっと気を失いそうになったので、片手で支えました。

 私をみて、微笑んだので、大丈夫でしょう。


『はい、我が名は(ギン)、わが命尽きるまでイフリート、

 貴方と友誼を結びたい、対価はわが魔力。』

〖これは心地よい、気に入った。ギン、その求めに応じよう。〗


ギンが杖を差し出すと、杖の上、枝を巻いた所に光と成って宿った。

 赤く輝く様は美しく力ずよく感じます。


〖おめでとうございます、契約が成りました、しかし、イフリート様ですよ、

 下手な下級神より強いですよ・・・。〗

 〖次の方は?〗


ギンコが一歩前に出ました。

『私です。』

〖やり方はギンさんと同じです。〗


「ギンコ、これを。」

『はい』


ギンコに精霊を宿る可愛いネックレスを上げました、ちなみに私とおそろい。

私のも見せると、頬を赤らめて、嬉しそうに頷きました。

〖では行きましょう〗


〖魔力を流してください。〗

白い結晶が輝き、光が中心に向かって収束する様にまとまると、

そこには白いふわりとしたドレスを着た10㎝程の女性がたたずんでいます。


スッと立ち上がると

〖私を呼び出したのは誰れ?〗

『私です。』


〖私の名はシルフェ、春風の精霊と遊ぶ者です。私と契約するのですか?〗

世界樹の妖精が、私をみて、眉をひそめてめています。


『はい、我が名は銀娘(ギンコ)、わが命尽きるまでシルフェ、

 貴方と友誼を結びたい、対価はわが魔力。』


〖これはきもちがいいですね。気に入りました。

 ギンコ、私とお友達に成ってください。〗


ギンコがペンダントを差し出すと、飾りの所、枝を小さく巻いた所に

 光と成って宿った。 白く輝く姿は美しくやさしさを感じます。

〖今度はシルフェですか、風の四大精霊の一人ですよ〗


 〖次の方は?〗

ギンジが一歩前に出ました。

『私です。』 


〖やり方はギンさんと同じです。〗

「ギンジ、これを。」

『はい』


ギンジにライダーベルトを渡しました。『おっ』と言った感じでしたが、

 私の方を見てにんまりしたので、気に入ったのでしょう。

〖では行きましょう〗


〖魔力を流してください。〗

黄色い結晶が輝き、光が中心に向かって収束する様にまとまると、

 そこには黄色ローブを着た10cm程の老人がたたずんでいました。


スッと立ち上がると

〖わしを呼び出したのはれじゃ?〗

『私です。』


〖わしの名はガイア、地の怒りを鎮め、安定を好むものじゃ。

 わしと契約するのか?〗

世界樹の妖精が、私をみて、ため息をついています。


『はい、我が名は銀次(ギンジ)、わが命尽きるまでガイア、

 貴方と友誼を結びたい、対価はわが魔力。』


〖おっ、よいのぉ優しい光の匂いがする。気に入った。

 ギンジ、その求めに応じよう。ただし、むやみに地を破壊する事はせぬぞ。〗


ギンジがベルトを差し出すと、真ん中に光と成って宿った。

 黄く輝く様は強いけれども、おおらかさを感じます。


〖ガイア様ですか、こんなに強い精霊様を集めて、良いのですか。〗

世界樹に問うているみたいです。


〖後は、精霊石を持っている方は居ないですね。〗

もう、いない事を確認すると。

〖みんな、おいで〗 


次話:精霊達の名づけ

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