698話 レトアとブコイの魔力制御
レトアとブコイの魔力制御
二人の居る訓練場のの前までくると、二人がスプーンを回しています。
しかも二人とも2本づつ。少しの間黙って見ていましたが、
レトアが気が付いた様です。スプーンが落ちました。
その音でブコイも気が付き、振向きます。
「二人ともすごいね、魔力の制御も操作も、満点だよ。」
レトアが
『有難うございます。ララ様に教えて頂いた様に、
みぞおちの所に小さい魔力だまりを作ったのですが、
そこに魔力を入れるのが難しかったのですが、
大きな流れの他に、細い流れを作って、
少しづつ流れる様にすると、出来ました。』
『へぇ~。ちょっと見せて、私と手を繋いでちょうだい』
そう言うと、レトアの手を取り、
「魔力を流すよ。」
そう言って、少しづつ魔力を入れてみると、
「ほんとだ、本流の横に、小さな流れが出居ているよ、
これを制御する事で、
中丹田の中に一定量の魔力を止める様にしたんだね。
驚いたよ、こういう事が出来るとは思って居なかったなぁ。」
(もしかして、これを発展させると、
ターミナルごとに魔力を止める事が 出来るんじゃないかな、
そうすると、魔力の、魔法の発動が格段に速く成るし、
複数の魔法の同時発動も出来るかも。
これは後から検証してみる必要が有りますね。)
ララがちょっと考えている様子だったので
レトアと後ブコイが少し不安そうな顔に成ります。
「ごめん、ごめん、今君たちが遣った事を発展させると、
もしかしたら、魔法が一気に進化しそうな気がして、
考えていたんだ、これはすごい事だね。」
『有難うございます、
それで私たちはこれから何をやったらよろしいのでしょうか?』
「うん、魔力操作は出来たから、
スクロールデルタを使って魔法を覚えましょう。」
『『えっ。そんな事出来るんですか?』』
「出来ます。論より証拠、遣ってみましょう。」
次話:ライトアローのスクロールデルタ




