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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
688/970

688話 スクロール・デルタ

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 魔道具の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦


スクロール・デルタ:

正四面体のスクロール

巻物では効率が悪いので、ララ独自の方法で、

記入量を大幅に増加させたスクロール。


スクロール・デルタ


「さて、部屋に戻って、スクロール作りですね。これが出来れば、

 眷属達に魔法を教えるのが簡単に成ります。」


「まずは、眷属達に教える基本魔法、をスクロール化しましょうかね、

 使い捨てでは無く、魔力を注ぐと何回でも使えるのがいいですね。」


でも従来の巻物じゃあ絶対書ききれないよね。魔法の量が多すぎるし、

 再充電、魔力の補充も無理でしょう、そもそもスクロールは

 本が無い時代の記録の保管用の物よね。ここは、やっぱり、デルタね。」


「二次元では無く三次元。立体的に、正四面体。

 全ての面が互いに接触し合っていて、情報量を増やす時には積層が可能、

 中心にエネルギー保管用、充電池役の魔石を面に接する様に入れれる。」


「球でもいいけど積層を考えると平面があった方が考えやすいね。

 うん、積層にすれば、理論上面積は無限に成る。

 よし、四面体と言う事で、これをスクロールデルタとしましょう。」


早速作業に入りますが、平面に書くのと違い、難易度が爆上がりです。

それでも魔方陣を書きながら、

「ほんと、プログラミングをしている様な気に成ります。」


等と言っています。こんな事、人間には無理だと気が付かないのがララさんです。

出来たスクロールデルタは神級のアーティファクトですよ。


「一つ一つ流れを追って、場合分けをして、

 魔方陣を起動する様にして、結果判定も行うと、・・・・・・。」


「出来た。ムービングのスクロールデルタ。」

一辺が30㎝程の正四面体、中心に丸い精製魔石ぴったり入っています。


「これがきちんと発動する事が確認出来れば、

 コピーして造れますから、後は楽です。」

「さて、実験台は誰にやって貰いましょうか。」


次話:アイがモ~モ~

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