表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
686/967

686話 シオン

シオン


『ララ様、起きるにゃー』タマの声で目が覚めます。

「たまぁ、なんじぃ?」


『8時だニャ』。「はいヨ~。」

着替えて、朝のルーティンをこなして、食堂に向います。


食堂に入ると、シオンとクキがお茶をしている様です。

ちょうどいいので、話を聞いてみましょう。


トレーに食事を載せて、二人のテーブルに向います。

「おはよ~。」


『あ、ララ様、おはようございます。』

シオンの挨拶の後、クキが慌てて、

『お、おはようございますぅ。』


「二人とも、訓練は順調?」

「シオンは、今まで、どんな精霊と契約を交わせたの?」


シオンが

『ララ様、今は、風精霊神シルフ様と火精霊神-アポロ様の加護を頂き、


 風精霊ルドラ(中級)と火精霊イフリート(上級)

 お二方と契約を結ぶ事が出来ました。


 今は水精霊神-ウインディーネ様の加護を頂ける様に、頑張っている所です。』

「凄いね、ルドラは中級、イフリートは上級の精霊だよ。魔力は大丈夫なの?」


『はい、精霊神様より精霊石を頂きました。』

「げっ。精霊石は門外不出、各精霊神が守るべきもので、その守護が

 精霊神の存在理由にも成る、とんでもない物なんだけど・・・。」


『よくわかりませんが、指輪にして頂きました。』

と言って、右手の人差し指と中指にはめている指輪を見せてくれます。


”ゴン”ララがテーブルにおでこをぶつけて、何かつぶやいてます。

「良いのかな、いいのかな。・・・。」


「ここは私は知らなかった事にしましょう。そうしましょう。」

ララの中で決着が付いた様です。


次話:クキ-------------

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ