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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
674/968

674話 エレン

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 魔法の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


キャンディライフル:遠距離狙撃魔法。

  キャンディ砲を圧縮して、範囲を絞り、1000m以上先の的に向って飛ばす。

  

ボスの訓練場を出ようとすると、

ベンチの傍で座ってボスを見ているエレンが居ます。


傍に行って話を聞こうとすると、エレンが気が付いた様です。

トコトコと此方に来ます。

邪魔するなと言われていますし、外に出ますか。


エレンを手招きし、外で待ちます。

エレンが傍により、頭を下げます。


ララが頭を撫でながら、

「そう言えば、エレン、訓練の計画は出来た?」


エレンが申し訳なさそうに、

(『まだなんです。私に出来る事、目標が見えないんです。』)

「そうかぁ、マニの抱き枕だけじゃあ勿体ないね。」


「そうだねぇ。パワータイプはボスが居るし、ベリア、熊の子供達も居るから、

 パワー方面では無く、速さ、器用さ、に重点を置いた訓練をしてみようか。」

(『そ、それはどういう事でしょう。』)


「うん、パワータイプの攻撃は当たれば全てを

 ひっくり返すだけの威力があるけど、

 当たらなければぷぅ~だよね。」


「エレン、ボスやパニエルに何か言われていない?」

(『はい、今回の修練場参加にあたっての課題について、、

  ボスの考えを聞きました。』)


「何て言っていたの?」

(『はい、私は魔力は多いが、大砲には向かない。

  やるなら長距離狙撃もあるけど、


  ララ様は私に、我ら狼部隊の指揮系統も扱える

  参謀職を求めたのではないか?

  と仰いました。


 それで、ララ様の軍隊の参謀である、

 Cパパに付いて勉強するのが、良いだろうとのご意見でした。


 他には魔力が多いから広範囲の詳細索敵

 の修行もいいだろうとも仰っていました。』)


 ただ、最後に、人化は止める様にと、

 我々狼はこの姿に誇りを持って居るとも

 言っておりました。』)


「ふぅ~ん、結構いい所突いてるね。人化はだめかぁ。」

(『あの、こうも申しておりました。出来るけど遣らないのと、

  出来なくて遣れないでは結果は似ていても、雲泥の差があると。』)


(『そして、帰り際に、パニエル母さんが、

  狼の姿じゃあ、行動しづらい時は人狼族の姿に

  変身できるように訓練しておきなさいとも言われました。』)


「ふふ~ん。じゃぁ、人化は狼の耳と尻尾を残しましょう。

 後は、広範囲索敵とキャンディライフルの遠距離狙撃、

 最後はCパパとの指揮の訓練ね。」


(『ララ様、あのぅ、人化なら、出来ます。内緒で訓練してました。』)

そう言うと、輪郭がふわりとぼやけ、グレーのロングでミミ先が茶色、

グレーのしっぽの先も茶色のメイド服を着た10才くらいの女の子が立って居ます。


「あら、可愛いわね。」

(『有難うございます。』)


「じゃあ、次は索敵ね。何処まで、出来る?」

(『はい、半径1Km位ならば遣った事が有ります。』)

「空や地面も含めた索敵は?」


(『遣った事が有りません。』)

「要領はおんなじだよ」

そう言って、自分を中心に球形の範囲の索敵方法を教えます。


後は、キャンディ砲の、それを小さく、短く、矢をイメージさせて、

索敵で感知した的に中てる訓練を教えます。

キャンディライフルです。2000m位の的に当てれる様にしたいですね。


「ここまで、有る程度出来る様に成ったら教えて。

 Cパパと何をしたら良いかを協議するよ。」

(『有難うございます。宜しくお願い致します。』)


次はダリンとサンサの所へ行ってみます。


本編次話:アセナ

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 特別編の予告 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


本編はしばらく週一、日曜日更新と成ります。


代わりに1月1日から、マリオネッターレミ、

レミの特別編を行います。

毎日更新だよ。


訓練所でのレミが出て来ないと、

寂しい思いをしていらっしゃる読者の方も

いらっしゃるかと思います。(居なかったら寂しいです。)


などと思い特別編を書いて居ましたら、

レミが勝手に動き出し、収まらなく成りましたので

別枠に致しました。


暫くはレミたちのドタバタにお付き合い下さい。

”マリオネッターレミ”読んでね。


hamham☆彡

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