671話 ポウのキャンディ砲
☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 魔法の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,
キャンディ砲:
左右の手に、光のライトアロー、炎のファイヤーアローを出現させ、
同時に打ち出しますが、混ぜる事無く、ねじって、
そう、この飴みたいにして、目標に当てます。
すると捻った分貫通力が上がるので、
中に入った瞬間に、ぐっと混ぜてはじけさせます。
そうすると、見た通り、威力が何倍にも成ります。
ポウのキャンディ砲
ポウのトレーニングルームに行くと、
胡坐を組んで、右手と左手に違う魔法、火と水ですね。を顕現させて居ます。
「それをどうしますかね・・・。」
ファイヤーボールとウオーターボールを打ちますが、
打ち消し合って消滅します。
「う~ん、何をしようとするか、
明確なイメージを持っていないですね。」
そういえばポウにはキャンディー砲を教えていないです。
トレイナーに断って少し時間を貰う様にしましょう。
手を上げて、ルームに入ります。
『あっ、ララ様。』
「すいません、少しポウと話をさせて頂けないでしょうか」
〚フム、かまわんよ。〛
ポウが驚いて此方を見ています。
「ポウ、貴方に教えていない魔法が有るんだ、それを教えるね。」
驚いた顔押して、
『は、はい。』
「これはキャンディー砲と言って二つの魔法を、同時に発射して、
目標物の中で爆発させる攻撃魔法だよ。見ていて。」
ララが、両手の人差し指を的にしている岩に向けて、
〔キャン〕ネジネジキャンディーが飛んで行き、
岩の中にめり込んだと思った瞬間に爆発します。
岩が少し融けています。
ポウがギュンと音がしそうな勢いで、こちらを見ます。
ララはネジネジキャンディーをとりだし。
ポウの開いているお口に入れます。
『モガ・・。』
「その飴がイメージだよ。」
「左右の手に、光のライトアロー、炎のファイヤーアローを出現させ、
同時に打ち出しますが、混ぜる事無く、ねじって、
そう、この飴みたいにして、目標に当てます。
すると捻った分貫通力が上がるので、
中に入った瞬間に、ぐっと混ぜてはじけさせます。
そうすると、見た通り、威力が何倍にも成ります。」
〚貴方でしたか、
下界から神界にとんでもない物を打ち込んだのは・・・。〛
ララがやばいと言う顔をします。
「あれを打ち込んだのは私では有りませんし、あれは事故です。」
〚しかし、あのような事を・・・。そうですか、
あのお方が何も言わなかったのは、そういう訳でしたか。〛
何故か納得したようです。
「えっ、そういう訳とは、どう言う訳でしょう、そして、あのお方とは?」
〚いやいや、独り言です。意味のない独り言です。〛
あわてて、言いつくろいますが、薄っすら汗まで掻いてます。
(これ以上追求しない方が良さそうです。ポウに戻りましょう。)
「ポウ、一緒にやってみましょう。」
ポウが状況に付いて行けずに、
目を白黒させていますがかまいません、強引に引き戻します。
ポウの手を取って
「良いですか、一緒に撃ちますよ。」
「右手でファイヤーアロー左手でライトアローです。
発動呪文はキャンです。」
「1.2.の3」、
〔キャン〕
ネジネジキャンディーが飛んで行って、半分に成った岩に当たり、
「ここです。はじけろ!」
ボカーン!大きな音がして、岩が跡形もなく成りました。
ララが岩の有った所に行き、
代わりの岩をマジックボックスから取り出します。
ポウの所に戻って。
「さぁ、一人でやって見よう。」
次話:大破壊力のキャンディ砲




